セロ弾きのゴーシュ  

    ~思い出はゆりかご~

高校の同級生・小島操さんが出版した本【王様は自分】

2018-06-11 07:30:34 | 

おはようございます。

私の高校の同級生がこの度、2冊目の本を出版しました。

  

【王様は自分】という在宅生活をめぐる50の物語です。

去年、還暦記念の同級会に出席した時、小島操さんが長年、介護支援専門員として尽力されていることを知りました。

現在は特定非営利活動法人東京都介護支援専門員研究協議会の理事長に就任されたとのこと。

この本は小島操さんがケアマネージャーとして現場で見たこと、感じたことを書いたものです。

同窓会の幹事を主にしてくれた友人の手配で今回、私のもとにも本が届く運びとなりました。

  ◆

私も母の介護認定の件で、市役所に出向いたり、ケアマネージャーさんとお話しさせてもらったりしたので、他人事とは思えない、まさに今の私にジャストフィットの内容でした。

介護される人やその家族の気持ちが素直に正直に伝わってきました。

長年、ケアマネージャーとして色々な家族と向き合い、時には死にも直面してきた彼女だからこそ言える真実の言葉に胸が熱くなりました。

飾り気のない読みやすい文章に、彼女の人柄や優しさが滲み出ていて、私は大いに癒され、勇気づけられました。

母が老いていくのは悲しいけれど自分も行く道。

本当の支援とは。

本当の自立とは。

この本を読んで、私にも少し見えてきたものが。。。

母を診てくれた医師からは今回、介護認定をとるのは難しいと言われ、要支援で受けられるデイサービスやヘルパーさんも直前でやっぱり大丈夫と言って母はお断りしてしまいました。

心配していた通り、家に人が入ったり、デイサービスのお迎えの車が来るのをまだ本人が受け入れられなかったようです。

自宅で自由に自分でやれることはやる。

今の母はそのようにしたいようなので、電話は毎日して、時々様子を見に行ってということでやっていこうと思っています。

【王様は自分】を読ませていただいて、本当の支援、自立がどういうものか、とても勉強になりました。

高校の同級生には凄い人が一杯いて、操ちゃんもその一人です。

勉強も真剣にせず能天気に高校生活を送っていた私ですが、このクラスに自分もいたことが嬉しいです。


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