等伯ー安部龍太郎作を読みました。日本画家長谷川等伯の小説です。安部龍太郎さんはこちらの作品で直木賞を受賞されました。私は以前から芸術家の作品を生み出す苦悩に興味がありました。天才といえども1回2回は簡単に作品が仕上がっても何作品も作り上げるのにはきっと尋常ではない苦労があるのではないかと思っていました。日本画には全然興味はなかったのですが、等伯の内面の心の揺らぎが見事に描写されていて面白くて一気に読みました。芸術作品を生み出すには技術も必要ですが、それは努力で身につけられたとしても、それ以上の表現力を磨かなくてはなりません。表現力は突き詰めると自分自身なのです。自分自身を磨く、より良い作品を生み出す為にいつまでも自分磨きを欠かせません。そのような結果が大作となって感動を与えられる作品に仕上がるのだと思いました。時代小説にも少しも興味を持てない私ですが、「等伯」はとても面白かったです。
長い間ブログの更新をしていませんでしたm(_ _)m
最初はパソコンの調子が悪くて休んでいましたが、パソコンが直ってからもちょっと忙しくてそのままになっていました。ティンホイッスルとウクレレを始めたのでパソコンに向かっている時間がありません。気が向いたときだけ更新します。ブログを更新していない間も100人以上の方にブログを見て頂きありがとうございます。せめて読んだ本のことだけでも掲載したいと思います。
お気に入り度:★★★★★ 図書館資料 請求番号:アベ/1・2
等伯ー安部龍太郎作 を拝見していて
私のブログで、2010年5月にアップした京都国立博物館
「没後400年 長谷川 等伯」 展を思い出しました。
日記のようで日記でない、そんなブログっていいですね~ (^^♪
これからも、Seraさんらしいブログを楽しみにしています。
後で読み返すと参考になることもあるので
メモ代わりにアップしたいと思うのですが・・・
まるっきり止めるのではなく時々アップしたいと思います。
kikoさんのブログ「没後400年 長谷川 等伯」も拝見しています。
ブログに掲載されている絵の作成にどれほど苦労されたか本を読んでわかりました。
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
どうしておられるんだろう?と思ってました。
またSera節、どうぞよろしく。
この本ですが面白いですね。
私も長谷川等伯の絵好きなのですが
気になったのがあの松林図の究極ともいえる墨絵を描いたのが絶えず中央画壇を意識して目指してた、という事ですね。
若冲のようにはならんかったのですね。
当時としてはそれが当たり前だったのでしょうね。
あれこれ手を出しすぎて忙しくしていますσ(^_^;)アセアセ...
展覧会を拝見しようしようと思いながら終わってしまいました。
また機会があれば拝見したいです。
長谷川等伯は本当に波乱万丈の人生だったのですね。
息子さんが亡くなったのが残念です。
生きておられたら日本を代表する画家になられたでしょうね。