立川裕子作「原爆日記」を頂いたので読みました。14歳の時に長崎で被爆された南里(現在は立川)裕子さんが書かれた原爆体験記です。爆心地から1.2kmの兵器工場で被爆されました。こちらで働かれていた工員さんの80%の方が死傷されたそうです。当時の様子を日記に残しておられました。被爆から3日間の非常に貴重な日記です。顔中にガラス破片が刺さり、血だらけになりながら、痛みに耐えて友達と逃げて行かれました。涙なくしては読めません。英語対訳つきで、その時の地図や原爆の写真なども掲載されています。この本の電子版はAmazonで購入できるそうです。500円で、こちらです。私は1度お会いしたことがありますがとても若々しいお綺麗な方です。15歳の時のお写真が表紙に掲載されていますが、目鼻立ちがくっきりとお美しく聡明です。
こちらは裏表紙です。現在91歳だそうですがすごくお若く見えます。実際にとても若々しいと伺っています。素晴らしい本を頂きましたが私1人だけではもったいないので、高槻市立図書館に寄贈したいと思いましたが、「ISBNコード」がないので寄贈が出来ませんでした。お1人でも多くの方に読んでいただいて、戦争の悲惨さを、このようなかわいい少女がどんな体験をしたかということを、知っていただきたかったので残念ですが、友達に貸し出して読んでもらおうと思います。
注:「ISBNコード」ー「International Standard Book Number」=国際標準図書番号の略称、書籍を世界共通で特定するための番号。日本では、これを基準に日本図書コードとして使用している。
2023-6-24(土) 所有本
私の先生の一人も広島で原爆に会いました。まだ生きておられますが、彼の実母は原爆で倒壊した家の下敷きになり亡くなったそうです。
そういう話はもう50年くらいたってからそれも親しくしていたときには聞くことができなかったのですが、何か新聞報道だったか何かで知りました。
奇しき運命に翻弄される方がおられますね。
広島と長崎と。奇しき運命に翻弄されて大変な人生だったと思うのですが
何とお綺麗なんでしょう❗91歳になられても語り部として頑張っておられます。
本当に辛いことはなかなか話せませんね。
それなのに、原爆の体験を話されてるのに
日本の政府、しっかりしてくださいと言いたくなります。