仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

バッハは世界を救う?

2010年06月23日 | ゼミ雑談帳
「最近の世の中は…」

そんな言葉は、昔から言われてきました。
そうは言っても、最近は
漠然とした不安感を覚える事があります。

感情が上手く表現できなかったり
コミュニケーション力が足りなかったり
我慢を重ねた挙句、爆発してしまったり
そうなる前に、別のツールで解決できなかったのか

とか。
主にニュースを見ての憂いですけど。

まぁ、結局は

いい音楽(いい芸術でも良いかも)に
感動できる心を育てる事が
世の中を良くするんじゃないか、と言う事です。

バッハを聴いて「良いな」と感じる力
素直な感受性とでも言いますか

教育も政治も大変な昨今、
日本を救うべく
バッハの良さを広め
感動の心を培うことこそが
バッハゼミの使命かもしれません。

(注:念のため…
   ゼミは怪しい団体じゃあないですよ~・笑)

本日のゼミ

2010年06月23日 | 今日のゼミ
本日は通常ゼミ。
参加者は5名でした。

第Ⅱ巻 第12番 f-moll プレリュードについて

主に、モチーフについて話し合いました。

全曲を通して、モチーフA、Bとカデンツで出来ています。

また全曲に渡り、多く目にするのは2度の下行、
いわゆる「ため息」のモチーフです。

2度に着目すると、思った以上に多い事に気付きました。

今日のゼミは何故だか
話が脱線する事が多かったです。

と言うわけで、プレリュードのみでした。

脱線話については
ゼミ雑談帳で。

次回は、6月28日(月)
コンサート打ち合わせになりまーす。