仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

近頃思うこと…

2014年07月12日 | ゼミ雑談帳
皆さま こんばんは。
今年も、ふと気づけば半分以上が過ぎているではありませんか。何という時間の経過のスピード!

今日、大学でショパンのスケルツォをレッスンしているときに、院生が「何でこんなに同じことをくり返すんですかね」ということを言い出して。思わず私は「他に楽しいことがなかったからよ」と一言。
バッハの時代はもちろんですが、19世紀だってまだまだ…テレビもレコードもゲームもなかったんですよ。
せっかく、素敵なショパン様のコンサートなんだから、リフレインが何度出てきたって文句を言う客なんか一人もいなかったはず。しかも半分は即興でしょうから、楽譜になんか書いていないヴァリエーションがきっと楽しめたことでしょう。なんと贅沢で、そしてはかない時間…

皆さんはまだ考えられないでしょうけど…私は最近、本当によく”残された”時間のことを考えます。
中世からずっと気の遠くなるような時間をかけて作られてきた音楽。今の私たちが眺めているのは、その氷山の一角なんてもんじゃない、ほんのひとかけらだと思います。でも、その中に浸ることのできる幸せ。
あとどれくらい、この幸せを味わえるのかな。その時間を大切にしたい、とつくづく思う今日この頃です。


七夕

2013年08月04日 | ゼミ雑談帳
皆さま

あっという間に七夕の時期ですね。

私は、本当にツライ試験が終わり(何しろ聴いている時間が長くて…私は途中、ゼミの研究発表会のおかげで(^.^)中2日抜けられましたが、29日から昨日まで6日間連チャンなの!)
少し落ち着いて考える時間が持てるようになりました。

今年も大学の紀要に論文掲載目指して、これからみなさんの協力も得ながら頑張ります!
まずは、先日お願いしたアンケートがカワイの音楽教室のご協力で300枚くらい集まりました。ありがとうございました。
今回は、
①エライ方の研究では、”日本では早くから(明治時代から)バッハの演奏が行われ、実に見事に日本において受容されてきた”ということになっているけれど…シモジモの私たちにとって現状はだいぶ違うのよ、ということを表してみたい
②でもこうやってみると少し分かりやすいかも、というサンプルとして、おそらく第I巻のc-mollかB-Durあたりを取り上げて、具体的にこのように使います、というインディケーションを載せてみようと思います。

本当に、みんながいてくれるからここまで続いたし、きっと第II巻も頑張って仕上げていけると思います。
必ず、これを何かの形にするまでは死ねないなぁ…(~o~)としみじみ思う夏の日でした。
いよい仙台も暑くなりそうですね。皆さまお元気で☆ S

2013年07月14日 | ゼミ雑談帳
皆さま

今日はビッグ・ニュースです!
紘子さんが、ナンと!河北の書道展で「宮城県教育委員会長賞(これで正しい…といいんですが、間違っていたらすみません)」を受賞しました!
素晴らしいですね。おめでとう!(^^)!

31日の打ち上げは、お祝い会も兼ねて行いたいと思います♪

そろそろ、ネジをしっかりしめて31日に向かいましょう!よろしくです。 さえ

すごいねぇ

2013年05月08日 | ゼミ雑談帳
皆さま
先日、初ブログメールを送ってみました。うまくいって良かった!

少しずつですが、バッハゼミの認知度も上がってきているではありませんか。
気を引き締めて頑張っていきましょう。

あとは…Facebookが私には相当の難問です。何とかクリアできるようになるといいんですが。

そういえば、発表会で出したお菓子の残りが私の荷物に紛れてました。
カステラ巻きと、井ヶ田のお菓子です。忘れなければ15日に持っていきます。

参加できる人、よろしくです♪   S

初投稿!

2013年03月21日 | ゼミ雑談帳
ワクワクo(^-^)o
何だかよく分かりませんが…これで多分いろいろいじってみると楽しい画面ができあがるんでしょうね。

まず、先日市瀬さんから久しぶりにメールがきました。この4月から、昭和で週イチの授業をもたれるそうで。
また少し接点ができそうです!

あと、6月8・9日に桑形さんが来仙します。北山の(今度ちゃんと聞いておきます)喫茶店にチェンバロが置いてあるそうで、そこでチェンバロの個人レッスンと
旋法について(!)のレクチャーがあるそうです。また今度お知らせしますが、良かったら時間を空けておいてください。

もうひとつ、音友4月号に、先日のグラーフの批評が載っているそうです。田原もちょっと褒めてあるらしいので…機会があったら立ち読みしてください。

ではまた!    さえ

バッハは世界を救う?

2010年06月23日 | ゼミ雑談帳
「最近の世の中は…」

そんな言葉は、昔から言われてきました。
そうは言っても、最近は
漠然とした不安感を覚える事があります。

感情が上手く表現できなかったり
コミュニケーション力が足りなかったり
我慢を重ねた挙句、爆発してしまったり
そうなる前に、別のツールで解決できなかったのか

とか。
主にニュースを見ての憂いですけど。

まぁ、結局は

いい音楽(いい芸術でも良いかも)に
感動できる心を育てる事が
世の中を良くするんじゃないか、と言う事です。

バッハを聴いて「良いな」と感じる力
素直な感受性とでも言いますか

教育も政治も大変な昨今、
日本を救うべく
バッハの良さを広め
感動の心を培うことこそが
バッハゼミの使命かもしれません。

(注:念のため…
   ゼミは怪しい団体じゃあないですよ~・笑)

鬼が笑いますか?

2009年08月17日 | ゼミ雑談帳
ゼミは来年、10周年を迎えます。
しかも来年は、ショパンイヤーにシューマンイヤー。

いやーん。何か企画しなくちゃ!

………。
失礼しました。

そんな訳で、来年は何かが起こるかも知れません。
血沸き肉踊る?何かが。


暗譜とか

2009年07月31日 | ゼミ雑談帳
ゼミではバッハ平均律の他、様々な話が出ます。
皆、音楽家なので、音楽関係の話が多いでしょうか。

せっかくなので、そんな四方山話も
ここで出してみては如何かな?
そう思った次第です。はい。


ピアノ弾きにとって、暗譜は避けて通れない道。
音があんなに多いのに、何故楽譜を見てはいけないのか。

コンサートで初めて暗譜を披露し
大喝采を浴びたクララ・シューマンを恨むべきか。
ヴィルトゥオーソを確立してしまった
フランツ・リストを恨むべきか。

………いや、
過去の人を恨んでいる場合ではありません。

私達ピアノ弾きに必要なのは
『いかにして暗譜をするか』
その方法を会得する事であります。

例えば、最初に大雑把に覚えて
後に細かく覚えていくとか。
片手ずつ覚えるとか。

どういった形が最適なのでしょうか?


3人ほどで話した結果、
最終的に「勘」と言っていた辺り
ツッコミどころ、満載です。
(だめだこりゃ)


皆さんは、どんな方法で暗譜をしていますか?