わしやま

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2011-08-20 22:00:00 | わしやま音楽祭Vol.14
お届けするのは

Led Zeppelin「Heartbreaker」

本日はボーカルのロバート・プラントのお誕生日ということであっぷしました。

この曲は、キューティー鈴木さんが生まれた日にリリースしたアルバム「Led ZeppelinⅡ」に収録されたナンバーで、その頃にリリースしたビートルズの集大成アルバム「アビイロード」のイギリスアルバムチャートの1位から蹴り落としたアルバムとキング・グルムゾン「キング・グリムゾンの宮殿」とともに言われている。

まさに新たな音楽の吹く風を感じるこの一枚が後にバンドの伝説を作り上げる・・・

このアルバムでは、カラーの見開きジャケットとなった。表にはツェッペリン飛行船のシルエットを背景にした飛行服の一団が描かれ、その中にレッド・ツェッペリンのメンバーもいる。これはドイツ空軍の資料写真にエアブラシでメンバーの顔を描き込んだもの。インナー・スリーブには神殿(または墓所)の上空に漂うツェッペリン飛行船が描かれている。


ファースト・アルバム「レッド・ツェッペリン I」の成功に気を良くしたアトランティック・レコードは早く次のアルバムを出すよう、バンドに強い圧力をかけた。本作は、こうしたプレッシャーの中で制作された。

そのため本作は、多忙なステージ・スケジュールの合間を縫って、ホテルの部屋で作曲したものを英米各地のスタジオで断続的に録音することとなった。ベーシック・トラックの多くはロンドンのオリンピック・スタジオで収録されたが、オーバーダビング、ミックスダウンなどは、その時その時、手近にあるスタジオに飛び込んで行なわざるを得なかった。

時にはスタジオにちゃんとしたモニター・スピーカーが無く、ヘッドフォンでバランスを確認しながら作業したこともあるという。しかしながら丁寧なプロデュース(オーバープロデュースとの声もあり)の結果、全体としては統一感のある作品に仕上がった。

漫画「BECK」(ハロルド作石)2巻で、新バンドを作ろうとしていたボーカリスト(宮沢学)がライブでこの曲を歌うシーンがある。


そんな吉瀬美智子と同じ潜在能力のプラントですが、

声やその歌唱法は、他のロックボーカリストと比べるまでもなく、独特で圧倒的なものであった。特に、ツェッペリン初期(「レッド・ツェッペリン IV」まで)の桁違いの声量と凄まじい高音で歌うスタイルは、音楽界に衝撃を与え、ツェッペリンはたちまち世界のトップバンドとなり、以後確立されることとなるハードロック・ヘヴィメタルの歌唱法のスタイルに多大な影響を与えた。

後続のスティーヴン・タイラーやボン・スコット、デイヴィッド・カヴァデールなどの同世代のロックボーカリストから、アクセル・ローズやクリス・コーネル、セバスチャン・バック、ジャスティン・ホーキンスなど、後の時代のハイトーンシンガーにも多大な影響を与えた。ロブ・ハルフォードは高音に成れば、成るほどか細い声になるが、プラントは高音でも男声を出せるため、ジミー・ペイジはプラントについて「もし声帯を使ったオリンピックみたいなものがあれば、間違いなく全種目金メダル」と言っていたこともある。しかしながら、長いツアー生活による酷使により、喉を痛めてかつてほどの高音は出せなくなり、1972年のUSツアー以降からは楽曲によりキーを下げて歌っている。

ブルーズの歌唱法は、スモール・フェイセスのスティーブ・マリオットの影響が強い。初期の歌唱法には多くの類似性が認められる。彼のステージを追いかけていた時期があり、「スティーブ・マリオットになりたい」と言っていたこともあるほどである。

「BURRN!」誌のインタビューで、エルヴィス・プレスリーをアイドルの一人に挙げている。ハニードリッパーズ時代の「シー・オブ・ラブ」などで、その影響が垣間見える。

ちなみに、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズは「俺の耳にはいささかアクロバットじみて聴こえる」と彼を評している。



「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に於いて第15位。


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