わしやま

実験的に楽しく、まじめに書き込んでいるブログです!以上書き込み責任者:やましたじゅんいち

草にねころぶ、あなたが好き

2010-03-28 21:48:00 | わしやま音楽祭Vol.7~8
お届けするのは

太田裕美「木綿のハンカチーフ」

作詞:松本隆、作曲:筒美京平という日本音楽界において、最強といえるコンビによるもので、松本氏はそれまで、日本の音楽に「ロック」を取り入れようと活動したバンド「はっぴぃえんど」の一員でかつ、洋楽の風を浴びたロック音楽に日本語歌詞を乗っけ成功した張本人、バンド解散後は作詞家として出発したばかりの青年、当時流行っていた歌謡曲には興味なかったらしく、音楽関係者から『「ロック」音楽で日本語歌詞つけれるなら、歌謡曲もできるでしょ?』と挑戦状的に突きつけられ、完成したのが「この曲」で、できあがった詞に筒美氏は曲をつける事に難色を示したが、やってみないとわからない「成り上がり」な松本氏と「理性」・「知性」・「感情」の潜在能力のバランスのとれた筒美氏のザキヤマが「クル~」なメロディラインで、フォーク調な切ない歌詞は音調とともに人を寄せ付け、巧みなる心をつかみ、1975年暮れにリリース、子門真人「およげ!たいやきクン」に1位を阻まれ、最高2位止まりながらも、年間4位という大ヒットで、一緒にチャートインした荒井由実「あの日に帰りたい」、イルカ「なごり雪」、グレープ「無縁坂」、とともにこの時期の状態を表すかのように切ない叙情でコアなフォークソングからメインカルチャー化するニューミュージックの走りを物語る。

ブラックマヨネーズ小杉竜一と同じ潜在能力で「ヒーハー!」な太田さんですが、当時人気あった「キャンディーズ」と同じ事務所のアイドルで、清潔感あるルックスと歌詞が暗く、フォーク調な歌を歌うギャップで、独自の世界観で大学生を中心にファンがつき、学園祭では引っ張りだこにステージに立つほどで、「学園祭の女王」と言われ、その言葉は彼女から出てきたと言われる。
「木綿~」以降のシングルはしばらくベスト10入りする曲ヒットしたりするも、リクエストされるのは常に「木綿~」で、声が出ないほど歌い、苦しめられ歌いたくない時があり、コンサートリストから外したりしたこともあった。しかし、来たお客さんからの「この曲を聴きにコンサートに来た」、「この曲を聴くと和みます」という強い影響力に心打たれ、現在ではライブ活動をこなし、この曲を聴きたい人のために曲とともに自身歩いてる状態です(その他、石川ひとみ「まちぶせ」、松崎しげる「愛のメモリー」、秋川雅史「千の風になって」、夏川りみ「涙そうそう」も同様なことが言える)。

「フォークジャンボリー」お疲れ様です。

遠距離恋愛の切ない男女間の思い、「探偵ナイトスクープ」の岡部さん?が歌います。




最新の画像もっと見る