わしやま

実験的に楽しく、まじめに書き込んでいるブログです!以上書き込み責任者:やましたじゅんいち

どうにかならんかね~

2010-05-05 19:00:00 | わしやま音楽祭Vol.7~8
お届けするのは

高橋達也と東京ユニオン「ワンダフル・ガイズ」

1979年から1984年まで放送された、

映画では真似できないことをテレビで、をコンセプトに、最新型の乗用車、派手なカーアクション、爆破と、莫大な制作費、日本縦断ロケ、収録後のイベントや出演やスタッフでの打ち上げと「大門軍団はチームワーク」と団長からの鉄拳制裁が飛び出るほどのテレビの歴史に名を残した刑事ドラマ「西部警察」のPartⅡとⅢのテーマ曲であるが、様々語りたいことがありますが、その中で登場した軍団の行動に冷や汗を掻いていた二人の係長を紹介します。

①二宮 武士(にのみや たけし、演:庄司永建)
捜査課係長・警部補、退職時は警視。
「どうにかならんのかね、だいもんくぅ~ん?」(泣きが入る)の台詞でお馴染み。何かと嫌味な中間管理職的立場ではあったが、その実大門達の良き理解者で、頼りないながらもどこか憎めないお人好しな人物。しかし、真面目過ぎて保身を考えてしまうのか、心配症なあまりなのか、部下の失敗時や捜査が行き詰った時等には、しばしば自分の首や警察の面子ばかりを心配した発言をし、一度だけ大門に「係長、警察の面子なんてどうだっていいじゃないですか! 少し黙ってください!」と一喝されたこともあった(当然大門は、その後すぐに詫びている)。部下の刑事達に対して必ず「○○君」と君付けで呼んでいた。
大門達が度々無茶な捜査を行うことから、狼狽している場面が多い。特に源田が犯人に拉致され強盗の片棒を担がされた「ギャングになった刑事」では、精神安定剤を服用している。その後、木暮に「CORNER LOUNGE」に誘われた際には、最初こそウイスキーを前にして「体の調子が・・・」といって拒んでいたものの、一度飲んでしまうとそれで弾みがつき、次第に笑顔になってウイスキーをガブ飲みしている。更には、木暮や朝比奈を相手に「警察のお世話になって30年、その間ずっと所轄署勤務であり、挙句の果てには、西部署の捜査係長である」、「大体西部署は、スタンドプレーが多すぎる。うまく行けば自分達の手柄、うまく行かなければ私の責任になる」といった愚痴をこぼし、しまいには泣き出してしまい木暮を困らせるというお茶目な一面を見せた。一方、上層部から大門たちを止めるよう電話で指示された際、その場に部下がいるにもかかわらず「連絡が取れないので自分には止められない」と嘘をつき、大門たちの行動を黙認したこともある。
常に捜査課の中にいるイメージが多いが、何度か現場に出ている。その多くは過去に自分が捜査にあたった事件がらみが多い。捜査手段は主に、昔馴染みの情報屋を頼りに調べるといった地道な方法であるため、団員からは古いと揶揄されているが、その一方でコンピュータで犯人の情報を検索し、顔写真の画像をマシンXに転送するといった、最新の機器を使いこなす器用さも持ち合わせる。最後の出演となったPART-II 第14話でも、過去の自分の失敗にケリを付けて警察へのケジメを付けようという気骨のある一面を見せており(「自分にできることがあったら、何でも言って下さい。」と申し出る大門に対し、「私が今どんな気持ちか分かるか?昇進を夢見たことがなかったといえば嘘になるが、そんなことではない。この手で犯人に手錠をかけなければ、刑事を辞めるに辞められんのだ。」と答えている)、結果として大門達の協力により見事事件を解決した。犯人逮捕の直後、大門にすがりつき男泣きをしている。
渋谷区恵比寿に一戸建ての家を持ち、妻(演:上月左知子)の他、とも子という武蔵野短期大学に通う娘がいた。
定年退職後給食弁当会社「二宮給食」を設立。定年退職直前に一階級昇進する制度があるが、木暮の計らいで二階級昇進して退職した。

②佐川 勘一(さがわ かんいち、演:高城淳一)
捜査課係長・警部補。
PART-II第15話より登場。定年退職した二宮の後任として着任。着任当初、山野事務員の机の拭き方や、外に食事に出て昼休みを5分過ぎて戻った軍団刑事達を叱りつけた挙句、階級が上の木暮を何故か大門と勘違いし、「刑事としての自覚と礼節」について説教しようとするも鳩村にダメ出しされた逸話を持つ。二宮と同様、「困るんだよ、大門クン!」としょっちゅう苦言を呈するが、嫌味度合いは二宮より上。何かと弱気だった二宮に比べると居丈高で、「私は言う事はちゃんと言いましたからね!」「私は西部署捜査係長として情けないですよ」と強気な態度に出ることが多かった。また当初は、「警視庁にいる友人がな」等警視庁にコネがあることをちらつかせる発言も目立った。基本的には部下の刑事達を呼ぶ時は、二宮同様「君付け」であるが、沖田に対しては「オキ」とニックネームで呼んだことがある。
しかし次第に大門軍団に理解を示すようになったのか、部下の刑事達と飲みに行ったり、地方に出張している大門軍団の帰りをスナック「セブン」で祝う準備をしたりといった場面もみられる。更に最終話では、藤崎率いるテロリスト集団との最終決戦から外されたことを知り(自分の席の引き出しに全員が警察手帳を置いていった事で、クビを懸けての行動であることが示された)、誰もいない課長室で「何故私にだけ知らせてくれなかったんです? 私だって(大門軍団の一員のはず)……。」と独り男泣きする。だが真相は、大門軍団の中で唯一の妻帯者であったことを考慮した木暮の意向によるものだったのである。
佐川を演じる高城は「大都会 PARTIII」で黒岩軍団の上司役であり、PART-I 第66話でも全くの別役で出演しており、庄司との「新旧・係長」の共演シーンを見る事ができる。




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