わしやま

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ボギー

2011-02-07 22:00:00 | わしやま音楽祭vol.13
お届けするのは

沢田研二「カサブランカ・ダンディ」

この曲は1979年26枚目のシングルで、

作詞は阿久悠、作曲は大野克夫と「憎みきれないろくでなし」から同じコンビである。
「カサブランカ」は映画「カサブランカ」を指し、歌詞中の「ボギー」とは「カサブランカ」の主演俳優ハンフリー・ボガートの愛称である。

第21回日本レコード大賞・金賞を受賞した。

テレビ番組などで歌う際に洋酒を口に含んで霧を吹くパフォーマンスが話題となったが、後に子供が真似をするとの苦情がよせられたこと(「8時だよ!!全員集合」で、ジュリーと仲がいい志村けんがマネたこともあって、子供が給食時間に牛乳でそのようなパフォーマンスをしていた方も今は40過ぎ・・・このことを「カサブランカ・ダンディ事件」という。)で、そのパフォーマンスをやめた。

発売されて2週間でオリコンのベスト10に初登場した。5週後には5位まで上昇するなど、1979年の年間第26位にランクされた。

ノエビアのCM(コスメティック・ルネッサンスシリーズ)で、田村直美が1997年にカバーした(カサブランカ・ダンディ (田村直美の曲) を参照)。

アルバム「昭和の階段 Vol.1」で、工藤静香が2002年にカバーした。

本日は作詞を担当した阿久さんのお誕生日ということですが、2007年に70歳で他界しましたが、

彼の残した功績は今も繁栄し今の音楽界につながるものがある。

彼の音楽界の記録として、

シングル売上枚数
これまでに発売されたシングルの総売上枚数は6,821万枚で作詞家歴代1位。2位以下に大差をつけている。

1位 - 6,821万枚 阿久悠
2位 - 4,948万枚 松本隆
3位 - 4,218万枚 小室哲哉
4位 - 3,611万枚 秋元康
5位 - 3,600万枚 稲葉浩志
6位 - 3,463万枚 桑田佳祐
7位 - 3,349万枚 つんく♂
8位 - 2,767万枚 桜井和寿
9位 - 2,595万枚 なかにし礼
10位 - 2,472万枚 山上路夫
(2008年6月9日付現在、オリコン調べによる)

なお、阿久悠が作詞した曲のシングル売上枚数上位は、1位「UFO」、2位「サウスポー」、3位「北の宿から」である。

日本レコード大賞での大賞受賞曲は作詞家として最多の5曲(1976〜1978は3年連続受賞)。

1971年「また逢う日まで」尾崎紀世彦
1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
1978年「UFO」ピンク・レディー
1980年「雨の慕情」八代亜紀
(2008年現在)


日本レコード大賞の作詩賞受賞は7回で最多記録(2008年現在)。

1973年「ジョニィへの伝言」ペドロ&カプリシャス。「じんじんさせて」山本リンダ
1975年「乳母車」菅原洋一
1985年「夏ざかりほの字組」Toshi & Naoko(田原俊彦・研ナオコ)
1986年「熱き心に」小林旭
1990年「花(ブーケ)束」八代亜紀
1994年「花のように鳥のように」桂銀淑
1996年「螢の提灯」坂本冬美

日本作詩大賞は8回受賞。日本レコード大賞作詩賞と同じく、最多記録となっている(2008年現在)。

1974年「さらば友よ」森進一
1976年「北の宿から」都はるみ
1977年「勝手にしやがれ」沢田研二
1981年「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行
1982年「契り」五木ひろし
1984年「北の螢」森進一
1988年「港の五番町」五木ひろし
2002年「傘ん中」五木ひろし

1977年6月20日付のオリコンシングルチャートで、阿久悠作詞の「勝手にしやがれ」(歌・沢田研二)が首位を獲得する。それ以降、12月5日付首位の「ウォンテッド」(歌・ピンク・レディー)まで、25週連続で阿久悠作品が首位を獲得。ほぼ半年にわたり首位を取り続けるという前人未到の記録を打ち立てた。

またこの年は他に、「北の宿から」(歌・都はるみ)、「青春時代」(歌・森田公一とトップギャラン)なども首位を獲得。阿久悠作品は年間39週(約9か月)首位を獲得した。

チャート独占

1977年12月5日付けのオリコンシングルチャートでは、阿久悠作詞の楽曲が100位までに16曲チャートインした。

1位 - ピンク・レディー「ウォンテッド (指名手配)」
4位 - 沢田研二「憎みきれないろくでなし」
9位 - 岩崎宏美「思秋期」
12位 - Char「気絶するほど悩ましい」
16位 - 石川さゆり「暖流」
19位 - 石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
23位 - 森進一「東京物語」
26位 - 沢田研二「勝手にしやがれ」
33位 - 新井満「ワインカラーのときめき」
39位 - ピンク・レディー「渚のシンドバッド」
42位 - ささきいさお「宇宙戦艦ヤマト」
45位 - 西城秀樹「ボタンを外せ」
48位 - 石川さゆり「能登半島」
69位 - ギャル「薔薇とピストル」
70位 - 森田公一とトップギャラン「過ぎてしまえば」
95位 - 清水由貴子「ほたる坂」

で、アップしたのはピンクに染めてサングラスをかけるジュリー、今は定着してしまったビジュアル系の元祖は俺だとばかり親父パワーでパントマイムをこなし、口に飲み干した水を霧に吐き出し、汗をかく姿が印象的です。


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