Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

寄せ集めの廃棄同然マシンをUbuntu Serverマシンとして再生させた

2019年10月17日 06時42分34秒 | Ubuntu関連
マシンスペックの概要は,
CPU:AMD Huron(TM) 650MHz
SDRAM Clock:100MHz 768MB
32ビットのCPUで,メモリが1GB未満
こんなマシンで動かせるのは,Windows XPぐらいな物しかない。いいや,以前は,Solaris9と10を動かしていたが,Solarisの開発の終焉に伴って,暫く放置していた。
このマシンのスペックは,元々は上記の構成ではなかった。
他の2台のマシンを廃棄にするに伴って,生きているマザーボード,CPU,メモリを寄せ集めて上記のスペックとなった。

幸いにして,Ubuntu Serverエディションには,32版がまだリリースされている。
既に,ディスクイメージは,16.04.6で終了してはいるが,リポジトリは残されているので,遠回りではあるが,アップグレードは可能だ。
今現在の最新リリースである18.04.3までアップグレードしてある。

今後いつまで,32ビット版のサポートがされるかは不明なため,早期に最新マシンへ切り替える必要があるだろう。

Ubuntu19.04のMacBook Air(Mid2011)とMacBook Pro(2018)のブート挙動の違い

2019年10月17日 06時41分58秒 | Apple製品関連
2018年発売のMacBokk Pro(13")とMacBook Air(2018Late)の2台には、T2チップが搭載されている。
これが関係して、ブート選択メニュー(Optionキー長押しブート)で、外付けのUbuntuシステムの入ったデバイスの認識までは成功するが、ブートはできない。
T2チップの搭載されたマシンは、いずれ転用ができず文鎮化することは必至だ。

将来、世界中にいるワモノがT2チップを無効にする裏技でも見つけてくれることを期待するとしよう。

PowerEdge SC430をFreeBSDマシンとして再利用

2019年10月05日 03時40分30秒 | PowerEdgeSC430
PowerEdge SC430を2台所有していたが、1台が修復不可能な状態となったため、生きているパーツを1台に纏めて、WindowsXPマシンとして使用していた。
しかし、さすがにXPでは、最新の周辺機器(プリンターなど)のドライバーが提供されないため、継続使用を断念した。
今夏、仕事が長期の休みなった機会に自宅の断捨離と共に、古くなって使用していなかったパソコンのパーツの寄せ集めて動くようにした。
残念ながら、CPUやチップセット、搭載メモリの容量の関係などから、Ubuntuの派生ディストリでさえ、インストールすらままならなかった。
そこで、PowerEdge SC430はFreeBSDマシンとして蘇らせた。
このマシンは、CPUがPentiumDであったことが幸いしたようだ。
同サイズのSATA-HDDが2個あるので、ZFSでストライピングとした。
ZFSが登場してSolarisの可能性に夢を抱いたのが懐かしい。
Oracleの買収によって、ZFSの運命が危惧されたが、当時、開発に関わった全てのエンジニアによって、Unix系のOSに移植されたことを賞賛したいし感謝する。

そして、4台を1つにまとめた自作PCは、古いTurboLinuxならバリバリ動くので、そのまま利用することにした。
まぁ、 TurboLinuxは開発が完全に終了しているため、外部へ向けた利用では怖いが、LANから出さない利用なら十分である。

MacBook Air Mid 2011でUbuntuを動かす

2019年10月05日 03時38分21秒 | Linux関連
MacBook Air Mid 2011は、Appleからオブソリート製品に認定されてしまったマシンだ。
つまり、macOS 10.13 High Sierra止まりで、Pacher等を当てない限り、Mojaveのインストールができない。
しかし、Mojaveでは、最低でも3GB以上のメモリを要するため、インストールできても実用的ではない。
まぁ、幸いにもセキュリティ関連のパッチの提供はされているので、High Sierraマシンとして当分は使える。

普段、Windows 10パソコンをUbuntuと2重ブートで使っている。
WindowsをインストールしてあるSSDはまったく変更せずに、microSDカードにインストールし、ブートシーケンスを変更してUbuntuを起動させている。
なぜ、microSDなのかというと、USBメモリーよりも起動も動作も全て高速に動くからだ。
Ubuntuの良いところは、他のWindowsマシンでも何の変更も加えず動作するところだ。
当然、Bitblockerで暗号化されていない単なるNTFSのディスクなら、Administrator権限などなくとも読み書きが可能だ。

同様に、MacをAPFSで暗号化してあれば、Macのディスクも読み書きはできない。

最後に、このUbuntuをインストールしてあるmicroSDカードをMacで起動させる方法は、電源投入後、optionキーを押し続け、ブート可能ディスクが表示されるのを待ち、選択してクリック(エンターキー)するだけだ。
“Windows”と表示されるのは、パーティションをMBRで作成したからだ。