Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

FreeBSDでexFATのHDDを使う。

2023年08月20日 08時03分11秒 | FreeBSD関連
今回は,HDDをIDEに接続した場合を示す。
FreeBSDの起動後にログインして,exfat関連パッケージをインストールする。

# pkg install fusefs-exfat
# klload fusefs
# vi /boot/loader.conf

最終行に
fusefs_load="YES"
を追加して保存。
ここで一旦,再起動する。

# shutdown -r now

再起動後,再ログインして,

# dmesg | less

FreeBSDが認識したHDDのデバイス情報を取得する。
今回のHDDの取得情報は,

ada0 at ata1 bus 0 scbus1 target 1 lun 0
ada1: <FUJITSU MPE3084AE EE-C0-24> ATA-4 device
ada1: Serial Number 055*******(セキュリティの関係で隠滅)
ada1: 66.700MB/s transfers (UDMA4, PIO 8192bytes)
ada1: 8063B (16514064  512 byte sectors)

これにより,ada1であることが確認できたので,次に

# gpart show ada0
=>          63   16514001  ada0  MBR     (7.9G)
              63   16498692        1  ms-ldm-data   (7.9G)
  16498755         15309            -  free  -   (7.5M)
           2048       4194304       2  freebsd-swap    (2.0G)
     4196352   115906560       3  freebsd-zfs   (55G)
 120102912               248          -  free  -  (124K)

# file -s /dev/ada0*
/dev/ada0: DOS/MBR boot sector MS-MBR
      *
      *
      *
# ls /dev/ada0*
/dev/ada0        /dev/ada0s1

マウントする。

# mount.exfat -o rw /dev/ada0s1 /mnt
FUSE exfat 1.4.0 (libfuse2)

これでマウントができている筈。
念の為に確認をする。

# cd /mnt
# ls -la

確認ができたら,完了。

注意)使用が終わったら,最後にアンマウントを忘れずにする。

# umount /mnt

FreeBSD 13.2 インストール後の設定ーその2

2023年08月16日 09時37分03秒 | FreeBSD関連
=============lsコマンドの結果をカラー表示する。================
% vi .cshrc
# $FreeBSD: releng/12.1/share/skel/dot.cshrc 337497 2018-08-08 19:24:20Z asomers $
#
# .cshrc - csh resource script, read at beginning of execution by each shell
#
# see also csh(1), environ(7).
# more examples available at /usr/share/examples/csh/
#

alias h history 25
alias j jobs -l
alias la ls -aF
alias lf ls -FA
alias ll ls -lAF
alias ls ls -FG  ←この行を追加する

# These are normally set through /etc/login.conf. You may override them here
# if wanted.
# set path = (/sbin /bin /usr/sbin /usr/bin /usr/local/sbin /usr/local/bin $HOME/bin)
# setenv BLOCKSIZE K
# A righteous umask
# umask 22

setenv EDITOR vi
setenv PAGER less
setenv CLICOLOR  ←この行を追加する

if ($?prompt) then
# An interactive shell -- set some stuff up
=====================sudoをインストール====================
# pkg install -y sudo
# visudo
# %wheel ALL=(ALL) ALL←この行の先頭のコメント#を外す。
%wheel ALL=(ALL) ALL
インストールの際に自身のユーザーをwheelグループで作成していない場合は,wheelに昇格させるか,新たに追加する。

FreeBSDインストール直後に行う設定ーその1

2023年08月16日 08時44分44秒 | FreeBSD関連
仮にインストール時にroot以外の一般ユーザーを作成していなかった場合は,
最初に作成しておこう!
理由としては,何らかのミスによりrootでインストールできなくなった場合,一般ユーザーを作っておくことによりレスキューできる。そのことは,別記しておく。
ここからは,rootで行う。
========================================================
FreeBSDの場合,sudoはデフォルトでインストールされていない。
主な作業は,root権限が必要で,敢えて一般ユーザーがsudoを経由して行っても
不測の事態の起こる可能性は同等だからだ。
========================================================
最初にパッチファイルを当てる。
# freebsd-update fetch
# freebsd-update install
# shutdown -r now

# pkg-static install -fy pkg
# pkg upgrade -y
# freebsd-update install
# shutdown -r now

# pkg update -f
# pkg upgrade -y
# shutdown -r now

# freebsd-version -kur
13.2-RELEASE-p2
13.2-RELEASE-p2
13.2-RELEASE-p2

このまま使用すると,ログアウトしても画面上にはログが表されたままになってしまうので,画面ログの後始末を追記する。

rootを含めたユーザーのHome Directoryに.logout(cshの場合)を作り保存する。
# vi .logout
clear
vidcontrol -C
[Esc]:wqで保存
ログアウトするとすぐに効果が現れる。


ちょ〜古いパソコンを活かすには,LinuxではなくFreeBSDを!

2023年08月16日 07時48分09秒 | FreeBSD関連
現在我が家には10台を越すパソコンがある。
無論,全て正常に起動でき使用可能である。
その中で,SerialATA非搭載のデスクトップ機(AMD Duron)がある。
元々は,Windows XPのために自作したパソコンだが,現在は,当時所有していた
3台分を1台にまとめたものだ。
残念ながら,DIMは768MBしかない。
さてこのスペックに相応しいOSは何か?
多くのLinuxディストリビューションの場合,最新のスペックが要求される。
32ビットCPU対応のディストリビューションもあるにはあるが,セキュリティの面などで,実用に耐えられない。
そこで最も強力なOSが,FreeBSD(i386)となる。

以前,仮組をした際に一度FreeBSDをインストールして,メジャーアップデートにも対応できていたので,今回改めて,13.2-RELEASEを新規インストールした。
まず,MacBook Proでここから,isoファイルをダウンロードした。
FreeBSD-13.2-RELEASE-i386-dvd1.iso
次に,MacにUSB接続の外付けDVDドライブを接続し,
次の手順で,インストールディスク(DVD-R)を作成した。
MacがDVDドライブを認識しているかの確認を行う。
% drutil eject     ☜DVDドライブのトレイが飛び出す
% drutil tray close   ☜DVDドライブのトレイが閉まる
正常に動作することを確認したら,Finderを開き,
FreeBSD-13.2-RELEASE-i386-dvd1.iso
の上で,右クリックし,
「ディスクを作成..」.をクリックして,最適なオプションを選択して書き込みを開始する。
※この「ディスクを作成..」は,DVDドライブが接続されていないとポップアップウィンドウの中に表示されない。

これにより準備が完了。
ターゲットマシンのDVDドライブにメディアを挿入して,
DVDドライブから起動するようにBIOSの起動順番を変更して起動させれば,インストールの画面が表示される。