Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

MacBook Airの修理が完了した。

2021年12月16日 09時34分49秒 | Macbook Air活用日記
12月13日(月)の18時〜21時の回収(19時に回収された)して,
14日(火)に修理部門に到着
15日(水)8:28のステータスで,検査中に変わる
16:30を過ぎたところで突然,「修理状況を確認できません」
に変わるが,17:30を過ぎた頃に「修理完了し配送の手続き中」に変わった。
修理前Appleの「マイサポート」ページで登録デバイスから削除をしていたのだが,
修理完了と共に登録されていた。
しかもシリアルナンバーが同じになっていた。
あれ?何かの間違いかと一瞬目を疑ったが,届いてマシンの復活を済ませたら,
何とシリアルナンバーが修理以前のものと同じだった。
Appleはシリアルナンバーをロジックボードで管理していないのかそれともシリアルナンバーを書き換えてしまうのか不明だ。
ただ,復活の初期の段階でWiFiのMACアドレスが変更となっていたことは確認できた。
今回の交換部品は,Logic Boardと電源ボタン一体のTouch ID Boardだった。
修理費用¥46300+消費税¥4630=¥50930だった。改めて消費税が高い。
配送費用は全てAppleの負担だったので,持ち込みのための交通費を考えると配送の方が良い。因みに配送業者はヤマト運輸。
ヤマトの欠点は突然配達に来てしまうことだ。クロネコメンバーズに登録していても無意味だ。そこを何とかしてもらいたいものだ。

肝心の復活の手順だが,これにかなり苦労した。
届いたマシンのストレージは初期化されていたので,電源OnにするとmacOSのセットアップが始まった。
それを中断して,「Command+R」によって,Time Machineからの復元を試みた。
そのことで膨大が時間を無駄にしてしまった。
T2チップ非搭載マシンの場合,Time Machineからの完全復元で簡単にできたのだが,T2チップ搭載のこのモデルの場合,次のようにしないと絶対に復元できない。
1.まず,最新のOSをインストールする。
(Time Machine記録時のバージョンと異なっても良い)
2.OS起動の途中で,「移行アシスタント」により,Time Machineからの復元に移行する。
これによって,短時間で復元ができる。
この手順は,M1チップ系搭載の最新モデルも同様だ。

これは,Windows PC系のTPM 2.0よりも強化されている。
TPMはUEFIで無効にしておけば,簡単にクローンの作成も可能だし,移行も簡単にできる。無論,bitlockerで暗号化されたものを無効にできるということではないので誤解の無いように。






今回の電源トラブルに接して

2021年12月14日 06時01分58秒 | Solaris9_x86
普段,マシントラブルで最も困ることはストレージのクラッシュによるデータ損失だ。
ただ,これに関してはCloud上のストレージサービスを利用するなりバックアップ用のサーバーを自前で仕立てて回避できる。
また,マシンの一部のボードが故障した場合のパーツの交換やストレージの丸ごと引っ越しで回避できる。
しかし,今回のMacBook Airのようにロジックボード上にSSDが埋め込まれているモデルの場合,ストレージを救済する手段がなくなってしまう。
余程の力技を使わない限りSSDの中身を取り出せない。
無論,SSDに損傷があったわけではないの理論上は取り出し可能だが,それには基盤の設計等に精通していないと無理だ。
今回は,少し古めではあったが1ヶ月前のTimeMachineのデータが残されていたので損失は最小限で済んだ。


突如MacBook Air(2018)の電源が入らなくなった

2021年12月14日 05時27分24秒 | Macbook Air活用日記
MacBook Air(Retina,13-inch,2018)
このマシンは,家電量販店のポイントを利用して購入した吊るしモデルだ。
何のカスタマイズも施されていない素の状態のマシンだ。
購入からまだ2年11ヶ月のところで突如電源が入らないという事象に見舞われた。
知り得る限りのトラブルシューティングを試みたが何の変化も見られない。
web上で検索をかけると,このモデルの一部にロジックボードの不良ロットがあることが分かった。
ただ,無償交換対象のマシンにはAppleからメールが届くらしいのだが私宛には届いていなかった。
仕方なく,Appleのサポートにチャットで問い合わせたところ無償交換の対象になっていないとのこと。
Apple Careにも加入していなかったので,概算見積もりで5万円強の修理代がかかることになった。
Appleは5年経過したマシンをビンテージ,7年経過したマシンはオブソリートに指定する。
残りの寿命を考えると修理すべきか悩むのだが,Intelマシンを残しておくことのメリットとして,Linuxマシンへ変身させられることがある。
今更,Intel Macを購入する時代ではないので,誰がどんな使い方をしたか分からない中古のマシンを購入するのとほぼ同価格で修理が済みそうなので修理に出すこととした。