Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

「ちょ〜古いパソコンを活かすには,LinuxではなくFreeBSDを!」のつづき

2023年12月13日 08時31分13秒 | FreeBSD関連
このマシンをFreeBSD-14.0-RELEASEへメジャーアップグレードをした。
# freebsd-update upgrade -r 14.0-RELEASE
この非力なマシンでは,かなりの時間を要した。
ただ,何の問題もなくアップグレードが完了した。
しかし,メールサーバーを実稼働していたメインのマシンのアップグレードには失敗してしまい,rollbackも失敗。という最悪の結果となってしまった。
まぁ,数日間ダウンした状態になってしまったが,スクラッチから再構築した。
この内容については,別記事でアップしたいと思う。

FreeBSDでexFATのHDDを使う。

2023年08月20日 08時03分11秒 | FreeBSD関連
今回は,HDDをIDEに接続した場合を示す。
FreeBSDの起動後にログインして,exfat関連パッケージをインストールする。

# pkg install fusefs-exfat
# klload fusefs
# vi /boot/loader.conf

最終行に
fusefs_load="YES"
を追加して保存。
ここで一旦,再起動する。

# shutdown -r now

再起動後,再ログインして,

# dmesg | less

FreeBSDが認識したHDDのデバイス情報を取得する。
今回のHDDの取得情報は,

ada0 at ata1 bus 0 scbus1 target 1 lun 0
ada1: <FUJITSU MPE3084AE EE-C0-24> ATA-4 device
ada1: Serial Number 055*******(セキュリティの関係で隠滅)
ada1: 66.700MB/s transfers (UDMA4, PIO 8192bytes)
ada1: 8063B (16514064  512 byte sectors)

これにより,ada1であることが確認できたので,次に

# gpart show ada0
=>          63   16514001  ada0  MBR     (7.9G)
              63   16498692        1  ms-ldm-data   (7.9G)
  16498755         15309            -  free  -   (7.5M)
           2048       4194304       2  freebsd-swap    (2.0G)
     4196352   115906560       3  freebsd-zfs   (55G)
 120102912               248          -  free  -  (124K)

# file -s /dev/ada0*
/dev/ada0: DOS/MBR boot sector MS-MBR
      *
      *
      *
# ls /dev/ada0*
/dev/ada0        /dev/ada0s1

マウントする。

# mount.exfat -o rw /dev/ada0s1 /mnt
FUSE exfat 1.4.0 (libfuse2)

これでマウントができている筈。
念の為に確認をする。

# cd /mnt
# ls -la

確認ができたら,完了。

注意)使用が終わったら,最後にアンマウントを忘れずにする。

# umount /mnt

FreeBSD 13.2 インストール後の設定ーその2

2023年08月16日 09時37分03秒 | FreeBSD関連
=============lsコマンドの結果をカラー表示する。================
% vi .cshrc
# $FreeBSD: releng/12.1/share/skel/dot.cshrc 337497 2018-08-08 19:24:20Z asomers $
#
# .cshrc - csh resource script, read at beginning of execution by each shell
#
# see also csh(1), environ(7).
# more examples available at /usr/share/examples/csh/
#

alias h history 25
alias j jobs -l
alias la ls -aF
alias lf ls -FA
alias ll ls -lAF
alias ls ls -FG  ←この行を追加する

# These are normally set through /etc/login.conf. You may override them here
# if wanted.
# set path = (/sbin /bin /usr/sbin /usr/bin /usr/local/sbin /usr/local/bin $HOME/bin)
# setenv BLOCKSIZE K
# A righteous umask
# umask 22

setenv EDITOR vi
setenv PAGER less
setenv CLICOLOR  ←この行を追加する

if ($?prompt) then
# An interactive shell -- set some stuff up
=====================sudoをインストール====================
# pkg install -y sudo
# visudo
# %wheel ALL=(ALL) ALL←この行の先頭のコメント#を外す。
%wheel ALL=(ALL) ALL
インストールの際に自身のユーザーをwheelグループで作成していない場合は,wheelに昇格させるか,新たに追加する。

FreeBSDインストール直後に行う設定ーその1

2023年08月16日 08時44分44秒 | FreeBSD関連
仮にインストール時にroot以外の一般ユーザーを作成していなかった場合は,
最初に作成しておこう!
理由としては,何らかのミスによりrootでインストールできなくなった場合,一般ユーザーを作っておくことによりレスキューできる。そのことは,別記しておく。
ここからは,rootで行う。
========================================================
FreeBSDの場合,sudoはデフォルトでインストールされていない。
主な作業は,root権限が必要で,敢えて一般ユーザーがsudoを経由して行っても
不測の事態の起こる可能性は同等だからだ。
========================================================
最初にパッチファイルを当てる。
# freebsd-update fetch
# freebsd-update install
# shutdown -r now

# pkg-static install -fy pkg
# pkg upgrade -y
# freebsd-update install
# shutdown -r now

# pkg update -f
# pkg upgrade -y
# shutdown -r now

# freebsd-version -kur
13.2-RELEASE-p2
13.2-RELEASE-p2
13.2-RELEASE-p2

このまま使用すると,ログアウトしても画面上にはログが表されたままになってしまうので,画面ログの後始末を追記する。

rootを含めたユーザーのHome Directoryに.logout(cshの場合)を作り保存する。
# vi .logout
clear
vidcontrol -C
[Esc]:wqで保存
ログアウトするとすぐに効果が現れる。


ちょ〜古いパソコンを活かすには,LinuxではなくFreeBSDを!

2023年08月16日 07時48分09秒 | FreeBSD関連
現在我が家には10台を越すパソコンがある。
無論,全て正常に起動でき使用可能である。
その中で,SerialATA非搭載のデスクトップ機(AMD Duron)がある。
元々は,Windows XPのために自作したパソコンだが,現在は,当時所有していた
3台分を1台にまとめたものだ。
残念ながら,DIMは768MBしかない。
さてこのスペックに相応しいOSは何か?
多くのLinuxディストリビューションの場合,最新のスペックが要求される。
32ビットCPU対応のディストリビューションもあるにはあるが,セキュリティの面などで,実用に耐えられない。
そこで最も強力なOSが,FreeBSD(i386)となる。

以前,仮組をした際に一度FreeBSDをインストールして,メジャーアップデートにも対応できていたので,今回改めて,13.2-RELEASEを新規インストールした。
まず,MacBook Proでここから,isoファイルをダウンロードした。
FreeBSD-13.2-RELEASE-i386-dvd1.iso
次に,MacにUSB接続の外付けDVDドライブを接続し,
次の手順で,インストールディスク(DVD-R)を作成した。
MacがDVDドライブを認識しているかの確認を行う。
% drutil eject     ☜DVDドライブのトレイが飛び出す
% drutil tray close   ☜DVDドライブのトレイが閉まる
正常に動作することを確認したら,Finderを開き,
FreeBSD-13.2-RELEASE-i386-dvd1.iso
の上で,右クリックし,
「ディスクを作成..」.をクリックして,最適なオプションを選択して書き込みを開始する。
※この「ディスクを作成..」は,DVDドライブが接続されていないとポップアップウィンドウの中に表示されない。

これにより準備が完了。
ターゲットマシンのDVDドライブにメディアを挿入して,
DVDドライブから起動するようにBIOSの起動順番を変更して起動させれば,インストールの画面が表示される。




FreeBSDサーバーの引っ越し(驚くほどスムーズ)

2021年10月28日 15時49分49秒 | FreeBSD関連
Dell SC430サーバーでメールサーバー(受信専用)を運用していたが,
突然スイッチランプがオレンジに点灯+CPUファンがけたたましく轟音をあげ起動しなくなった。
モニターにはメモリー関連のエラーが表示されていたので,メモリーを抜き,無水エタノールで,スロットまでも磨き上げたが症状は改善されなかった。
Webで同様の症状のトラブルシューティングを探してそれらしい処置を行ったがまったく変化なし。
行き着くところはマザーボードしかないところまで絞り込んだところ,ボード上の1つのコンデンサーが破損しているのを発見した。
これ以上は無理だと判断し,急遽Ubuntu21.10専用マシンにHDDを移動させる試みをした。
FreeBSD-13.0-RELEASE-p4は,2台のHDDでZFSによるstripeを構成している。更に,ボリューム全体を暗号化してある。

この2台のHDDを別のマシンに載せ替えただけで,起動できるのか不安が残ったが,前に進めるしか手がないため,強行突破を試みた。
パソコンのBIOSはデフォルト設定にしてあるので,BIOSは無事通過した。
次の画面で,パスフレーズの画面が立ち上がり,OSの起動の手前まで進んだ。
パスフレーズを入力すると,難なくFreeBSDが立ち上がった。
一つのエラーも表示されない。
rootでのログインも問題がない。
そこで,ネットワークに繋がっているかを確認したところ,当然IPアドレスを決め打ちしたNICが見当たらないので,ネットワークは死亡。
そこで,オンボード上に2つあるNICをひとつずつ確認しながら,IPアドレスの決め打ちを行って無事設定できた。
FreeBSDがこんなにも簡単にマシンの引っ越しが可能なことにあらためて感動した。


FreeBSD 13.0 RELEASE

2021年04月14日 10時36分09秒 | FreeBSD関連
予定通りにFreeBSD 13.0がリリースされた。

FreeBSD 13.0-RELEASE に関するお知らせ
FreeBSD Release Engineering Team は、FreeBSD 13.0-RELEASE の公開をアナウンスします。これは stable/13 ブランチの最初のリリースです。
いくつかのハイライトを紹介します。
clang, lld, lldb ユーティリティと compiler-rt, llvm, libunwind, libc++ ライブラリをバージョン 11.0.1 に更新しました。
crashinfo(8) が使用するために /usr/libexec にインストールされていた GNU デバッガの旧式バージョンを削除しました。詳細なカーネルクラッシュ情報は、ports や packages から最新の GDB をインストールすることで得られます。
旧式となった binutils 2.17 および gcc(1) 4.2.1 をツリーから削除しました。サポートするすべてのアーキテクチャで、LLVM/clang ツールチェーンを使用するようになりました。
BSD バージョンの grep(1) がデフォルトでインストールされるようになりました。以前のデフォルトであった旧式の GNU バージョンは削除されました。
libalias(3) から CU-SeeMe のサポートを削除しました。
Intel QuickAssist (QAT) デバイスの暗号アクセラレーション機能の一部をサポートする qat(4) ドライバが追加されました。qat(4) ドライバは、Atom C2000 および C3000、Xeon C620 および D-1500 プラットフォームに統合された QAT デバイス、および Intel QAT アダプタ 8950 をサポートしています。
非推奨のドライバが削除されました。
いくつかのドライバが PowerPC64 アーキテクチャに移植されました。
カーネルは、TLS バージョン 1.0 から 1.3 までの TCP ソケット上の TLS (Transport Layer Security) データのカーネル内フレーミングと暗号化をサポートするようになりました。カーネル内の crypto ドライバによる送信オフロードは、AES-CBC を用いた MtE 暗号スイートと AES-GCM を用いた AEAD 暗号スイートに対応しています。TLS 1.2 の AES-GCM 暗号スイートでは、カーネル内の暗号ドライバーによる受信オフロードに対応しています。KTLSを使用するには、KTLSに対応したユーザーランドのSSLライブラリが必要です。ベースシステムに含まれているOpenSSLライブラリは、デフォルトではKTLSをサポートしていませんが、WITH_OPENSSL_KTLSオプションを付けてビルドすることでサポートを有効にすることができます。
FreeBSD 13 では、arm64 または AArch64 として知られる 64 ビット ARM アーキテクチャが Tier-1 ステータスに昇格しました。
他にもたくさんあります...
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