Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

Solaris10 6/06 の目玉

2006年06月28日 06時37分11秒 | Solaris10_x64/x86
目玉その1.まずは、ZFSでしょう!
      これは、インストールの際には選択できないようだ。
      インストール後にクリエイトするしかない。管理の
      ためのWebベースのマネージャも用意されている。
      丁度、Webminのようにブラウザで設定が可能だ。
      但し、こちらはJavaベースだ。
      # /usr/sbin/smcwebserver start
      でサーバを起動する。システム起動と同時にサーバ
      を起動させるには
      # /usr/sbin/smcwebserver enable
      とするとよい。
      https://system-name:6789/zfs
      のURLでアクセスする最初に認証がある。まるで
      Webminだ。
      ZFSの作成手順は、Sunのドキュメントに詳しく書
      かれている。
      但し、まだ日本語化はされていない。
      以下、省略!

目玉その2.32-bit: RealPlayer for the Solaris OS
      (RealPlayer10)が標準搭載された。
      これは、デスクトップユーザにとっては、かなり
      うれしいはずだ。
      残念ながら、WMVは再生できないがこれでかなりの
      マルチメディア再生が可能となった。
      (RealPlayer8は元々あったが)
      *RealAudio
      *RealVideo
      *MP3
      *Ogg Vorbis and Theora
      *H263
      *AAC
      がサポートされる

目玉その3.ATOK for Solaris(Ver.17)が搭載された。
      既に、SolarisExpressでは搭載されていたが、製品版
      に搭載されるのはとてもうれしい。
      最新のATOK 2006(Ver.19)との機能比較は,
      http://www.atok.com/2006/verup/06-17.html
      を参照してください。

目玉その4.PostgreSQL for the Solaris OS
      詳細は,http://www.postgresql.org/を見てくれという
      ことらしい。

Solaris 10 6/06がリリースされた

2006年06月27日 06時27分44秒 | Solaris10_x64/x86
2006/6/27リリースが開始された.
まだ,ダウンロードサイトは混雑していないのか,サーバを増強したのかは知らないがとてもスムーズにダウンロードできる.
ダウンロード後の作業は,分割されたzipの解凍とそれら(*.isoファイル)の連結とCD/DVDに焼くことだ.

◎Windowsで連結する方法

c:¥temp>copy /b file1+file2+file3+file4+file5 file.iso


◎Solarisで連結する方法
$ cat file1 file2 file3 file4 file5 > file.iso
or
*解凍と連結を同時に行う方法(推奨)
$ unzip -p *.zip > dvd.iso

GRUBをFDにインストールする

2006年06月25日 09時10分28秒 | Solaris10_x64/x86
GRUBをFD(フロッピー)にインストールする方法を紹介しよう
フロッピーのイメージを作るでも書いたが,ボリュームマネージャ(volmgt)が動いているときは,途中で停止する必要があるので最初から停止して作業にかかる.

(PCFSでフォーマットしたFDを用意する)
# /etc/init.d/volmgt stop ←volmgtを停止
# mount -F pcfs /dev/diskette /mnt ←FDをマウント
# mkdir -p /mnt/boot/grub ←GRUBをコピーするディレクトリを作成
# cp /boot/grub/* /mnt/boot/grub ←GRUBをコピーする
# umount /mnt ←FDをアンマウント
# cd /boot/grub ←ディレクトリの移動
# /sbin/installgrub stage1 stage2 /dev/rdiskette ←GRUBをインストール

HDDからブートしたときと同じGRUBの起動メニューが表示される.

フロッピーのイメージを作る

2006年06月17日 15時30分28秒 | Solaris10_x64/x86
今更フロッピーって?そういう意見もあるでしょうが、レガシーな環境とコンパチなリムーバブルメディアはやっぱりフロッピーでしょう。
Solaris10でフロッピーのイメージコピーする方法を紹介しよう。
以下、フロッピーをディスケットと呼ぶことにする。
Solaris10では、ボリュームマネージャが邪魔をしてイメージ作成がうまくいかない。
そこで、
まず、 ボリュームマネージャ(volmgt)を停止させる。

# /etc/init.d/volmgt stop

1.ディスケットのイメージファイル(fd.img)を作成する方法。
# cp /dev/diskette0 fd.img
※ディスケットはマウントしていないので終了後すぐに取り出してよい。


2.イメージファイル(fd.img)をディスケットに書き込む方法。
# cp fd.img /dev/diskette0
ボリュームマネージャ(volmgt)を再起動させる。

# /etc/init.d/volmgt start

Firefoxメニューの日本語化

2006年06月11日 10時12分37秒 | Solaris10_x64/x86
mixiのSolarisフォーラムからのネタです。

次の手順で、Firefox1.5.0.4を日本語化できます。

1.まず,http://benjamin.smedbergs.us/switch-locales/から、
Locale-Switcher Extension for Firefox and Thunderbird
Version 1.5.1(2006/06/11現在)をインストールする。

2.次に,FTPサイトからja.xpiをインストールする。

3.再起動後,メニューバーの<tools>→<Languages>→Japaneseを選択する。

4.再起動すると,メニューが日本語になる。

尚,この設定は各ユーザ毎にする必要がある。

Firefox1.5.0.4がリリースされた[改訂版]

2006年06月09日 06時04分30秒 | Solaris10_x64/x86
2006/6/1 Firefox1.5.0.4がリリースされた.
ようやく,Solaris版がUS時間2006/6/8で更新された.
ただ今回は,OS/2の方が早かった.
では,Firefox1.5.0.4のインストール方法だが,Firefox1.5.0.3がリリースされた(改訂新版)とやり方が異なる.

mozilla FTPサイトから,firefox-1.5.0.4.en-US.solaris2.10-i386-pkg.bz2
をダウンロードする.
1.5.0.3までは,tar.bz2だったが、1.5.0.4はbz2を解凍するとpkgファイルになる。

では、/var/tmpにダウンロードしたとして手順を紹介しよう。
既に、以前のバージョンのものをインストールしてある場合は一旦、pkgrmコマンドで削除する。
設定ファイル等は,削除されないが念のために保存をしておくかインストール後確認をしましょう.
理由:残念ながらSolaris版のupdate差分が供給されていないため自動更新等ができない

# pkgrm MOZfirefox
# bzip2 -d firefox-1.5.0.4.en-US.solaris2.10-i386-pkg.bz2
# pkgadd -d firefox-1.5.0.4.en-US.solaris2.10-i386-pkg

PostgreSQLの列削除

2006年06月04日 10時45分24秒 | TIPS
7.3.2 からは ALTER TABLE DROP COLUMNをサポートしているので手間がかからないが,
それ以前のバージョンの場合は,削除列を除く列を選択し新たにテーブルを作り,以前のテーブルと置き換える必要がある.

[1]まず,削除したい列を含んだテーブルから残したい列を選択し,新たにテーブルを作成する.

SELECT col1,col2,・・・ INTO TABLE [new_table] FROM [old_table];
実際に思い通りのテーブルが作成されたかを確認する.

[2]次に以前のテーブルを削除する.
DROP TABLE [old_table];

[3]最後にテーブル名を変更する
ALTER TABLE [新規に作ったテーブル名] RENAME TO [依然あったテーブル名];

注:ビューなどのストアドプロシージャなどは.クエリ定義の再保存が必要になる.