Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

Keynote for MacをiPhoneやiPadからremoteする際の注意点

2020年02月21日 05時53分11秒 | Apple製品関連
今回久々にMac上のKeynoteをremoteする機会を得たので、事前に試したのだが、デバイスの認識までは、スムーズにいくのだが、

    「MacBookを検索中…」

のまま先に進まない。
原因は、『ファイアーウォール』だった。

ファイアーウォールオプション」⇒「外部からの接続をすべてブロック」にチェックを入れると、remoteができなくなってしまう。
そして、Kenote.appを追加して、「外部からの接続を許可」しておく。

これまでに何度もremote操作をしているので、ファイアーウォールにKenote.appは追加済みだったが、「外部からの接続をすべてブロック」していたのを失念していたため、ハマってしまった。
なんともお粗末。

Ubuntu 19.10 外部モニターの解像度の設定方法

2020年02月15日 17時57分24秒 | Ubuntu関連
Unix系OSのデスクトップ環境では、Macが頭抜けて最強なんだけど、次を上げろと言われれば、Ubuntuだ。
残念ながら、GhostBSDやOpenIndianaでは、内蔵のストレージ以外でBootさせることができない。
その点、Ubuntuは、どんな環境下でもBoot可能である。
事実、microSDカードやUSBメモリーにインストールして、複数のPCから起動が可能だ。

さて、本題に戻るが、Ubuntuは外部モニターの解像度の取得に難点がある。
ただ、次のように実行すれば、自動ログイン時から有効になる。


表示させたい解像度を、 1680x1050 とする。

端末を開いて、

先に外部ディスプレイの名称を取得する。
$ xrandr
 Screen 0:〜〜〜〜〜〜〜
  〜
  〜
VGA-1 connected 〜〜〜〜〜
HDMI-1 disconnected 〜〜〜〜〜
DP-1 disconnected 〜〜〜〜〜
この VGA-1 connected が接続されている外部モニターだ。
以下、この VGA-1 を指定して設定していく。

$ cvt 1680 1050
# 1680x1050 59.95 Hz (CVT 1.76MA) hsync: 65.29 kHz; pclk: 146.25 MHz
Modeline "1680x1050_60.00" 146.25 1680 1784 1960 2240 1050 1053 1059 1089 -hsync +vsync

のように返って来るので、最後の Modelineの次の"1680x1050~をコピーして、

$ xrandr --newmode "1680x1050_60.00"  146.25  1680 1784 1960 2240  1050 1053 1059 1089 -hsync +vsync
$ xrandr --addmode VGA-1 1680x1050_60.00
$ xrandr --output VGA-1 --mode 1680x1050_60.00

この3行を実行すると即座に反映される
次にデスクトップから、「設定」⇒「デバイス」⇒「ディスプレイ」
のディスプレイモードで、好みにモードに設定する。
[画面を拡張][ミラー][シングルディスプレイ]
から選ぶ。
私の場合は、[画面を拡張]を選択したので、配置を設定して、「適用」⇒「設定を保存」する。
しかし、残念ながら、この保存は、ログインしているときだけの一時的なもので、コンピュータを再起動するとすべて消えてしまう。
それを解決するには、
次のようにする。

再度、端末から、

$ touch monitor.sh
$ chmod 755 monitor.sh
$ vi monitor.sh

先の3行を記述して、保存する。(monitor.shは任意の名称)
更に、デスクトップから、「アクティビティ」⇒検索ワードに「se」と入力すると、「自動起動するアプリケーションの設定」が出てくるので、「追加」⇒先程作成した、monitor.shをしてして保存。
最後に、

$ sudo cp ~/.config/monitors.xml /var/lib/gdm3/.config

で終了。
これで、次回からも反映される。