Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

モバイルSuica なかなか良好だ

2010年02月09日 08時41分11秒 | 日記
今日まで,7回改札口にタッチした。
なかなか,レスポンスが良好だ。
多分,ケータイ側でICチップへ通電されているためだろうか?
通常のカードの場合だと,改札の機械から発せられる電磁波を電源にしてカード内のICチップに内蔵されたアンテナを通してやり取りをする訳だから,理論的に考えても,ワンテンポのタイムラグは発生するはずだ。
その点ケータイ内蔵のICチップの場合,自身側で電源を供給しているわけで,所謂常時電源オン状態だから,レスポンスは向上して当然だ。
実に快適だ。
これまでのカードの場合だと,ミスリードで改札がクローズされるのを防ぐためにしっかりとカードをタッチする癖がついているので,ケータイに替えてもタッチしてしまう。
本来,非接触型だから,接近させるだけでいいわけだが,カードの場合どうしても,電磁波を電源とする関係上,タッチするくらいのタイミング(インターバルを確保)でないと読取不良となることが多々ある。
改札のあの機械は,人間工学基づいて,微妙な角度をつけてあるらしいが,その角度が必要な理由に,人間の運動能力の限界範囲をカバーできていないからだ。
つまり,歩く速度,手の動く速度をカバー仕切れないということだ。
そこで,読取りタイミングのための時間を確保するためにタッチパネルの上方で一瞬,静止状態を作る必要性があるらしい。
その角度があの微妙に斜めな角度らしい。
さて,今後は,折角の非接触型なので,ケータイを浮かした状態でトライしてみよう。
カードじゃ,ミスリード頻発だったが,さてケータイの場合はどの位の成功率になるだろう。


モバイルSuicaを使うことにした

2010年02月07日 11時18分17秒 | 日記
モバイルSuicaは現在のところビューカード(View Card)で登録した場合に限り,当面年会費が無料だ。
しかし,View Cardは今時珍しい年会費を取るカードだ。
同じJRグループが経営するルミネカードも同様に年会費を取る。
しかし,年会費が無料のView Cardはいくつかある。
その中でもイオンSuicaカードは維持費完全無料だ。
ただ,現在ゴールドカードを持っているので,新たに普通のカードを作ってもポイントが分散してしまうので,今回は,BIC CAMERA Suicaカードを作ることにした。 (ビックカメラのポイントをSFにチャージできる。(3分の2に割り引かれてしまうけど))
このカードは,イオンカードとは違って,年会費完全無料ではない。
ただし,1年間に1円でも使えば,無料になる。
定期券の購入やチャージに利用してもいいので,事実上は無料だ。
しかも専用のビックポイントカードと併用でポイントの「貯める,使う」ができる。 ビックポイントは,センターで一括管理されていて,複数のポイントカードを併用できる。
まさしく,リーズナブルなICTの申し子的なカードだ。
さて,カードの到着を待って,登録をしてみた。
そこで,面白いことが発見できた。 手持ちのFOMAには事前に,モバイルスイカアプリをダウンロードしてあったので,それを起動して登録をしていった。
そして,手持ちのSuicaの定期券の情報は,この登録の際に移行が可能だ(注;移行はこの登録の際の1回限りだ)
カード裏面右下部に記載されている
JE*** **** **** ****
の15桁の*の部分の数字を打ち込むとセンターに紹介がされる。
そこでびっくり!なんとSF(電子マネー)の残高は無論だが,使用履歴まで表示された。
この履歴については,PaSoRi(パソリ) RC-S330のSF Card Viewer 2で確認していたので,同一の情報が表示されてびっくりした。
駅の改札は当然だと思うがバスやタクシーもセンターと通信を取っているんだということが分かった。
ただ,トンネルの中とか,店舗の中とかがリアルタイムに通信をとっているとは考えられないので,決済確定時限みたいのがあるのかもしれない。
事実,カードの切替をした日は,明朝5時までは,SFは使えなくなる。
残額の確定をするためらしい。
また,このビックカメラスイカカードは,JR東日本のMyJR-EASTに登録して,家族全員のSuicaカードを登録しておけば,インターネット経由で1000円単位のチャージが自宅からできる。
実は,この機能を使いたかった。
いちいち,駅やコンビニ等でチャージする必要がない。
尚,モバイルSuicaの場合はFOMA通信エリア内なら,いつでもどこでもチャージが可能だ。

(おまけ)
今回,モバイルSuica利用設定で発見したものに『音声案内サービス』がある。
改札を通過する際にアラームの鳴り分けをする機能だ。 これは,カードタイプのものにもあるらしい。
ただし,カードの場合は,みどりの窓口で人手による設定が必要らしい。 (初めて知ったよ) 注)これを見て,最寄の駅で申し出ても駅によっては,できない可能性がある。
JR東日本のICT化は急速に進んでいるが,末端の駅員まで,周知徹底されていない。 事実,半年前に小6の娘のSuicaを作ろうとネットで調べたら, かつてあった『こどもSuica』が現在は廃止されていた。
My Suica(記名式)に統合され,購入の際に証明書がいらない。
ところが,JR大宮駅で購入しようとしたら,
駅員:「こどもSuica,ありますよ。年齢を確認できる物,ありますか?」
私:「え!?,こどもSuica,まだあるんですか?」
駅員:「はい,ありますよ。」
私:「え!?,JR東日本のWebサイトで調べてきたんですが,現在はMy Suica(記名式)に統合されて証明書はいならないとのことらしいですよ。」
駅員:「じゃ,登録出来るかやってみましょう!。」(端末を操作)
駅員:「あ!,入りますね」
なんと,駅員はこのことを知らないようだ。
また,新座駅で,インターネット対応のSuica(Suicaマークが右上にあってその下に2点‥がついたもの) に変更しようとしたら,駅員は,そのカードの存在すら知らなかった。
組織が巨大化することの弊害が如実に出ている。 カスタマ,ユーザが賢くならないと損をする時代だ。