Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

MacBook Air (11-inch, Mid 2011)にmacOS Mojave Patcher V1.3を導入

2019年05月02日 04時44分57秒 | Macbook Air活用日記

結論から先に言うと、インストールは大成功。

MacBook Air (11-inch, Mid 2011)は、オブソリート製品扱いとなっている為、今後一切のサポートが受けられない。とはいってもまだまだ速度も十分に速いし、このまま眠らせるには勿体無い。
このAirは、1年前の2010年発売モデルで搭載されなかったキーボードライトが復活した貴重なモデルでもある。
そして、私にとっても上蓋のアップルマークの光る好きなマシンだ。
さて、前置きはこれくらいにして、以前、MacBook Air (11-inch, Mid 2011)に対して、Habdoffを有効にさせようとして、ここからContinuity Activation Toolをダウンロードして試行錯誤を繰り返したが、結局Macの自己修復機能により、動作しなくなってしまった。
今後もそうなるに違いないと思いつつ、HighSierraのままのMacを使い続けるわけにもいかないので、ダメ元で試してみた。
まず、必要になるのが、

1.インストーラーとして、起動可能なストレージ
2.ターゲットとなるストレージ

MacBook Proでの開発用に用意してあったモバイルSSD(外付け起動用)を固定のHDDのパーティションに移した。
方法としては、ディスクユーティリティを使って、「復元」させれば容易に移せる。
Mac内蔵のSSDには特別な設定をせずにシンプルな状態を保つことにしている。
実験は、外付けストレージに用意したmacOSで試すことにしている。
そうすれば、開発者向けのプロトタイプの物までも安心して試すことができる。
この外付けのSSDだが、実は内蔵用を外付けケースに入れた物だ。
そうすることで、インターフェースも選べるしかなり安価である。
無事引越しが済んだら、Patcherを使いMojaveをダウンロードしてこの外付けSSDをインストーラー用に作り上げる。それを先程の引越しの要領でmicroSDに移した。このインストーラーに要しているのは8GB未満しかないのだが、8GBのmicroSDに移せなかった為、手元で余っていた32GBのmicroSDに移した。
これで、先の「1.インストーラーとして、起動可能なストレージ」が準備できた。

このmicroSDからMacを起動させ、外付けSSDを「2.ターゲットとなるストレージ」としてインストールを始める。暫く時間がかかる。
インストールが終わったら、再度インストーラーの入ったmicroSDから起動してパッチをインストールする。
これで全てが完了。

外付けSSDから起動させれば、Mojaveが起動する。

印象としては、システムフォントがボールドのゴシック体になっていてチョット汚らしいのだが、Mojaveを非Retinaディスプレイで起動させた際に起こる既知の事象なので、これについては、ターミナルを使って改善するコマンドがある。
まぁ、過去の経験もあるので、あまりシステム周りを変更せずにオブソリート製品となってしまったMacを現代に蘇らせる事で満足しようと思っている。

無論、内蔵SSDのHigh Sierraとこの外付けSSDのMojaveの両方ともTime Machineにバックアップを作ってあるので、いずれ訪れるであろうときに備えてはいる(爆笑)