ちょっと前に下取りしたミシンです。
どこかが固着してがっちりと固まって全く動かなくなっていました。
直らなければ廃棄ですが、見た目が新しいし、ちょっともったいないと思ってバラして見ました。
修理することを想定していないのか?なかなか分解が面倒なミシンです。
コンピューターミシンで自動糸切もついていますので・・・
これが自動糸切の為のステッピングモーターで・・・
こっちが布送りので、もう一つ、上の方に針を左右に動かすためのモーターが付いています。
これがメインのモーターで、上軸と下軸を同時に動かしています。
見た目はフルサイズのミシンですがモーターが小さくてパワーもあまりないのが使われていますな。
ガッチリと固着していたのは針棒のようでした。
針棒のほかにも上軸も少し硬くなっていました。
潤滑油が浸透して手で軽く回せるようになったので組み立て直しますが、電源のコードリールと本体を繋ぐコネクタのコードが短くて、差し込むのに難儀しました。(;^_^A
あと1センチ長ければ楽にさせるのに・・・
組み立て直して縫えるようになりましたので、中古ミシンの在庫に取って置きますが・・・
ん~~~、
見た目はフルサイズミシンなのに、これは中身がコンパクトミシンです。
モーターは小さいし非力だし、針棒も直径が5ミリ位の細いのが使われています。
フルサイズのミシンなら6ミリとか、もっと太い針棒が使われます。
細いと過負荷が掛かった時に曲がる事も有るし、熱膨張とか油切れで焼き付きやすくなるとも
言えますな。
家電量販店とかで売られている価格の安いミシンはフルサイズに見えても中身はコンパクトミシンってのが多いかも?
先日家電店で見てきたジャノメのもやっぱり針棒は細いのが使われていましたから、耐久性はそれなりでしょうな。
ミシンはやっぱりちゃんとした美心屋で買ってください└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘