昨日の友達のミシンの整備工程です。
結構なヘビーユーザーさんで沢山縫物をされている方なのですが・・・

針板が綺麗!
使用頻度と経過年数考えたらもっと傷だらけでもおかしく無いのですが、ちょっとだけ針が当たった傷有りますけど「ミシン使わない人?」ってくらい綺麗です。
全体的に見ても、すごく大事に使われていたミシンだってのが解ります。

数年前に別のミシン屋さんが(笑)ここは掃除してくれたのですが、それでもこれだけ縫い埃が溜まってるってことは、いかにミシンの使用頻度が高いか解ります。
これじゃもっと奥の方にも縫い埃入り込んでるの間違いないです。
なので・・・(笑)
だがしかし?・・・
まぁ、とにかく(笑)
入って無くても私はとにかく・・・

全分解!(笑)

エアガンで細部まで埃の除去をします。
埃飛ばして、まだまだ動きは軽いけど、念の為に各部注油しました。
気に成ったのが・・・

持ち手のステーの変な錆・・・

取り付け部にも何か茶色いしみが・・・

針カバーの裏にも何か茶色い液体が流れたような染みが有りましたけど・・・
お客様気付かない間に何かこぼしちゃったのでしょうか?

流れたような汚れは全部落として、ステーの錆も可能な限り落としてミシン油を塗布して錆止めしました。
削り過ぎも良く無いのでこのくらいで丁度いい。

下糸巻きのゴムもヒビが入ってましたので新しいのに交換しました。
ほっといてもまだ当分は切れたりしないのですが念の為に。
モデル的には10年ぐらい前の、まぁ古い方に入るミシンですが丈夫で良いミシンです。
これでこれからもまだまだ使えると思います。