クマ対策

昨夜は実家に泊まり、４時半起きで集落内と林道の草刈りを・・・


これもお盆を迎える為の準備の一つです。


それが終わってから、今度は共有林の共同作業でクマ対策の作業をしてきました。




クマは雪解けから8月下旬ぐらいまでに、杉の木の皮を剥いてしまいます。


杉の樹液って結構甘い匂いがしますから、樹皮を剥いて舐めている様です。


樹皮を剥かれた杉はやがて枯れてしまいますし、枯れなくても、用材として一番価値のある一番元が使い物に成らなくなってしまいますら、放置しては置けないんだなー。


おまけに何故か、林の中でも太くて良い木からクマは皮を剥いでいきます。


困ったものだ・・・


それで対策として、杉の幹に上の写真の様にテープを巻くと熊の皮剥を減らせるそうで、その作業をして来ました。


普通の荷造りテープだとやがてゴミに成っちゃいますし、放って置くと伐採作業の時にチェーンソーや草刈機に絡みついて危険なことにも成りかねないので、今回蒔いたのはトウモロコシから造った、やがて腐って土に還るテープだそうです。


早朝からだし、成れない作業は疲れました。




現場近くの山の神様の御神木。




御神体が長い年月の間に御神木の中に潜り込んできています。






30年くらい前に私が木を切った所ですが、植林した杉がここまで育っていました。


この場所に来たのは10年ぶり位だろうか？


私の記憶ではここはもっと日当たりの良い場所でしたが（切ったから）いつの間にか鬱蒼とした森に変わりつつ有りました。