ダダのミシン屋日記『ジャノメミシン米沢店です』

ジャノメミシン米沢店の店長のブログです。
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NASAより宇宙に近い町工場 植松努

2012年07月03日 07時48分19秒 | 本棚
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著者と言いますか、北海道の自社工場で本業の傍らロケットを作っている株式会社植松電機の専務、植松努さんの講演会を6月30日土曜日に聞いて来ました。
 
 
池井戸潤の『下町ロケット』のモデルと成った話かと思いましたが、全く違う話の様です。
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講演会を聴くのなど何年振り?
 
元々行く気は無かったのですが、かみさんが買っちゃったチケットが余っているとかで・・・
 
行って見たら前座と言うか下座でキーボード演奏してたりでビックリだったのですが・・・(笑)
 
著書は講演の内容をまとめた物ですが、講演が面白かったこともあり、本も一気に読めました。
 
夢を持ち続けることの大切さを考えさせられました。
植松さんは決して学校の成績が良かった訳じゃ無いけれど、ただただ子供の時から飛行機やロケットが大好きだっただけ。
 
「そんな夢みたいな事をいつまでも言っているんじゃない。お前の成績じゃ飛行機の仕事なんて無理。」って言われ続けて来たそうですが、実際に夢に近づいてくると学校で習った事は一つも役に立たなくて、好きで読んでた飛行機の本や、夢中で作っていたペーパークラフトが一番役に立ったのだ。
 
物作りの基本はすべてペーパークラフトに有るのだそうです。
 
確かに車も飛行機も最初は紙に書いた設計図から作られます。
シャネルのバックも、私が作ってみたいと思っている作務衣も最初は型紙作るところから?
 
型紙を貼り合わせれば作務衣が出来るのですからね。
 
 
 
「どうせ無理…」廃絶宣言。
 
「どうせ無理」って言ったら何にも出来なく成る。
「どうせ無理」は何もしないでするための言い訳。
 
どうったら出来るかを考えてみよう。
出来なかったことを色々試すことをしもう。
 
しむ、字は同じだけど意味が全く違う。
 
今も昔も歴史に名を遺したり、生き生きと活躍している人たちって好きな事をとことんまで突き詰めた人たちですよね。
 
決して学校の成績が良くていつも良い点を取っていた人たちだけじゃ無いですよね。
 
私より3歳年下の植松さんですが、夢見る力をもう一度考えさせてくださいました。
 
近くで講演会が有ったら是非聞いて欲しいです。
本も是非読んで欲しいと思います。

コメント (14)
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