
お客さんの紹介で伺った、80歳のおばあちゃんのミシン。
電話でうかがった故障の状態からすると、押さえホルダーが壊れたのだろうと・・・

絶ち目かがりとかボタンホールとか縫う時に、押さえ金を簡単に交換できるように成ってるのですが、最近のミシンの押さえホルダーのフックはプラスチック製のが多く壊れちゃうことも・・・
廃棄予定の古いミシンから部品を外して持って行きました。
それを交換するだけの簡単な修理。
おばあちゃんは、「お宅から買ったミシンで無いのに悪りなぁ~」と何度も・・・
私も「さすけねー。」って何度も・・・
自動糸通しの曲がったピンも外してコンコンたたいて真っ直ぐにして直しました。
「お宅から買ったミシンで無いのに悪りなぁ~」
「さすけね~。」
修理が終わっておいとまするとき、手提げカバンから手作りのティッシュカバーを出して、
「いっつもたがって歩いて(持ち歩いて)人さけっちぇだなだげんど(人にあげてるものだけど)・・・」
今度は私が「勿体ね~、良いなが?おしょうしな~♪(ありがとう)」
おばあちゃんが「さすけね~。また面倒見てくだいな~」
フェルトで作った『愛』の写真立て?も持たされて・・・
「これも良いなが?おしょうしな~♪」
やっぱりおばあちゃんが「さすけね~。」
黄色い『愛』ですから事務所の西側に飾って置こう。