ダダのミシン屋日記『ジャノメミシン米沢店です』

ジャノメミシン米沢店の店長のブログです。
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田園

2008年09月12日 08時50分59秒 | 日記

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昨日ちょっと用事があって実家の方に車走らせた。


我が母校の小学校周辺は、小さいお店が無くなり、駐在所が無くなり、郵便局も変わっちゃって、唯一あったガソリンスタンドも店を締めてしまってる。



小学校に通う道は、ま、それでもそんなに様変わりはしていない。延々と続く田んぼの中を歩いて通っていたのだ。



昔は一面に黄金色に輝いていて田んぼの中の道。


ふと見れば、半分以上が休耕田に変わってた。


後継者が居なくて、田んぼ諦めちゃった家も有るんだろうけど、国の減反政策も影響してるんじゃないのかな?



元々は農業が盛んな地域です。


私の家以外はみんな農家だったような気がします。


親戚やご近所、家族総出の田植えと稲刈り。


子供の頃何度も近所の家の手伝いに行ったものだった。




そういう地域だったけど、農業専業でやってる家は今一軒もない。


みんな働きに出て、片手間に米を作ってる。



農業の機械化を勧めるために、農地改革。


何枚もあった小さな田んぼを、一枚の大きな田んぼに作り直して、機械を使った農業に変わって行った。



農家の方はその機械の借金払うために、外に働きに出た。






何か変だよね?


自分は農家じゃないし農家の息子じゃないから、本当の所はわからない。


でも、農家に米を作らせないで、作れば作れるのに作らせないで、外国から米を買うって国は何よ?






事故米、何で買わなくちゃいけないの?


作れる田んぼ一杯あるのに、作れないように作れないように、政策進めて、事故米買って国民を困らせる




これ、三笠フーズって一企業だけの問題じゃないでしょ?


国の責任あると思うんだけど・・・



農水省グルでやってたんじゃないのかね?






何だか、子供の頃通った通学路の、荒れ果て死んでしまった田んぼを見て、国の未来が見えたような。



やっぱりこれじゃいかんよ。



青々とした田園。



実りの秋。


金色に輝く田園風景。




子供達に残してやらなくちゃいかん。



そう、思ったな。



その為に私に出来る事はなんだろう?




考えなくっちゃね。


コメント (39)
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