日本決勝トーナメント進出!!!!
3時半からもうTVの前に釘付けになって見守ってましたが、
3-1での日本勝利は予想できませんでしたよ。
やっぱり序盤のデンマークの猛攻をしのいで、落ち着いたところで先制点をGETできたのがでかいですよね。
決定力不足の日本において、あの距離を決められる本田の技術・精神力は驚異的ですよ。
今回出場できなかったロシアの国民の、まるで我が国の代表選手のように本田の活躍を喜んで誇らしく盛り上がってる姿にも感動しました。
続く遠藤のフリーキックも芸術的だし、4年前ピッチに立てなかったというリベンジを果たせたのではないかなと、個人的にはこっちの1点の方が嬉しかったですね。
いずれもこの2本のフリーキックは間違いなく世界レベルです。
PKも川島一旦止めましからね~1点は取られたけど、大したもんですよ。
またあの悔しがり方も気持ちこもってるなと。
ダメ押しの岡崎も、本田のアシストでほぼ決まりでしたが、結果としてしっかり得点者として刻まれまたのはでかいですね。決して本田だけのチームではなく、決めるべき人が決めたってことで岡崎にとってもチームにとっても次に弾みがつきますし、とんでもなく価値のある勝利だったと思います。
↓グループEの最終順位
順位 | 国名 | 試合数 | 勝ち点 | 勝数 | 引分数 | 敗数 | 得点 | 失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
3 | 9 | 3 | 0 | 0 | 5 | 1 | 4 |
2 | ![]() |
3 | 6 | 2 | 0 | 1 | 4 | 2 | 2 |
3 | ![]() |
3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 6 | -3 |
4 | ![]() |
3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 5 | -3 |
しかし、日に日にチームとして成長していってますね。
高校球児が甲子園に来てからも成長する、受験生が本番直前まで成長してるってのと同じでしょうか。
ここへきて、急に岡田采配を絶賛する声があがってますが、
単純というか何というか・・^^;
いや、確かにこの世界的にランクも下馬評も低いチームが格上チームに2勝1敗ですからね。すごいチームだな純粋に思えるし、指揮を取ってるのが岡田監督だってのは紛れもない事実です。
が、本番直前まで内容も結果も最悪なチームで、
フォーメーションや戦術を変更するまさかの突貫工事ですからね。
決して褒められたチーム作りではなかったと思います。
入試前日に、急に自分がやってた受験勉強のスタイルや生活リズムを変えるみたいな、あまりにリスクが大きいことをやったわけなんですよ。
ぶっつけ本番的な状態でカメルーン戦で何とか勝てたのが、結果オーライで自信となりここへつながってるわけで、あそこ引き分けとか負けならまた違うチーム状態になってたはずです。
「本番前に散々批判してた人たち岡田監督に土下座しろ」とかいい始めるのも違う気がするんですよね。
岡田監督だって、直前の親善試合で色々試した部分は当然あるにせよ、
まさかあそこまでひどいとは思ってないはずだし、あの連敗があったからこそ緊急事態としてチーム一丸となれた部分もあるはず。
ここへきてようやく突貫工事の布陣も馴染んできて、チームとしての成熟度が増してきたんでしょうが、本来は本番前の数試合にこの状態に無いといけないから、そこは必ずしも岡田監督がすごいってことにつながらないと思うんですよね。
一番恥ずかしいのは、
「自分はこうこうこういう理由で、今の岡田JAPANは良い(悪い)と思う」「この選手のこの部分が優れている(イマイチだ)」っていうような自分のしっかりとした意見を持てないで、
結果や世論に左右されることではないでしょうか。
しっかりと自分の意見を持てれば、仮に自分の描いていたイメージを違う結果になろうが自信を持って良いわけで、批判されようが堂々としてればいいし結果に応じてあーだこーだと言われる筋合いも無いと思うんですよ。所詮結果論に過ぎないんでね。
今回の騒動で、背景や過程をふまえず自分の意見を持たずして、結果にのみふりまわされる“浮動票”があまりに多いのが改めて分かったというか。
まあスポーツ新聞はじめマスコミの記事の豹変振りが一番ひどいんですけど。
偉そうに語ってますが、選挙とか政治の世界では私なんかはこの部類に入るんでしょうが^^;
さて、32チームが16チームになり、いよいよ「負けられない」試合が始まります。
相手はパラグアイ。
正直ほぼイタリアと思ってただけに、現実的に勝ってもおかしくない相手になりました。まあ決してブランドで勝負するわけではなく、あくまでも現在の調子が全てですから、予選グループを1位で通過した相手は間違いなく強いはず。
が、強力攻撃陣のオランダ相手にも十分戦えたから、
見応えある試合が期待できるでしょうね。
つい先日まではバックパスばかりのつまらなくて点を取る予感すらしないチームが、
今は連動性あり、創造性あり、集中力あり、実にたくましいチームになりました。
疲れが気になるところですが、ほぼ固定されつつあるスタメンメンバーになんか面白さやワクワク感がありますからね~~ほんと楽しみです。
その前に、韓国がウルグアイ相手にどんな試合をするかも非常に気になります。