日本PK戦の末、16強で散る!!初の8強入りは4年後へお預け!
パラグアイ | 0 | 0(前半)0 0(後半)0 0(延前)0 0(延後)0 5( PK )3 |
0 | 日本 |
いや~~~~惜しい。 悔しすぎ。
まあ、そう簡単にいい夢は見させてもらえないなと。
序盤から押され気味で、何度もピンチあったものの、堅守ではじき返し、攻撃もカメルーンやオランダ戦とも違って、結構キープしながら仕掛けられる時もあり、そこそこ期待が持てる内容でした。
前半の本田のミドルシュートが一番の見せ場だったかな~。パスがほんのちょっとマイナス方向だったから、わずかに下がりながらのシュートだったんだよな~~。
後半も、一進一退の攻防。闘莉王もどんどん攻撃参加して見せ場作ったけど、あと一歩。
そんな中、松井に代わって岡崎投入。阿部に代わって中村憲剛投入。
本大会入ってから本田と松井の動きはピカ一だっただけに、ここの交替は惜しまれるな。多分、イエロー1枚もらってたのもあるんでしょうけど。
結局、松井ほどのキープ力とクロスの精度が無くなった分、決定的チャンスも少なめというか。中村憲剛は結構良かったけどね。
延長戦に入り、玉田投入。毎度毎度、相手の運動量が落ちてきた時の、スピードを買ってのものみたいだけど、今回も大した絡みもなく(苦笑)
あそこはシュート打ってくれって~~!!
結局森本の出番無く延長もスコアレスにて、今大会初のPK戦突入。
PKって、格上も格下もほぼ関係なくなるから、パラグアイの監督もあんまりいい気分ではなかったと思うけど、正直なところ日本が勝てるイメージも沸かなかったな~。
仮にどっちが勝っても、誰かが必ず深い傷を負うほどの悲しい目に遭う、遭わないと終われないもの。それが駒野だったということで。。。何とも酷だよ。
PKってのは、それほど非情なものだし、止めたキーパーは褒められても失敗したキッカーは責められない。
もちろんPKも実力なんですけど、強豪パラグアイ相手に無失点のままここで敗退するのは辛すぎるね。
しかし、本大会入るまでは、世界での評価は低かったし、これほどまで国内で悲観してた代表チームは無いってくらい盛り下がっていたのに、徐々に噛みあってきて、見事にアウェイの大会で16強入りできたのは、本当に意義があること。
まずは予選リーグを突破できたという現実、
それから強豪相手にも互角に戦えたという自信、
世界からも注目されるほどにまでなった地位、
いろいろなものを手に入れた、次につながる意義深い大会だったと思います。
欧州組の本田、松井、長谷部だけでなく、長友や川島らの活躍が光った大会でもあり、4年後が非常に楽しみですね。
あとは、長年の課題でもあるFWが確立できればもっと迫力あるチームになるんですけどね。
まだまだ若い森本はイタリアでもっと点取って、次の監督の下で不動のエースとして活躍してほしいですね。
本当は平山あたりがもっと出てこないといけないんでしょうけど・・・高校時代よりキレが落ちたイメージで実にふがいない。。。
堅守のDF陣、中澤や闘莉王に続く若い世代が出てこないとな~~。
まだまだ将来へ向けて課題は山積してますが、
とりあえず、この短期間で何とかまとめてきたこのチームはよく頑張ったということですね。
負けた後の、キャプテンの長谷部のインタビューの受け答えがまた立派でね~。
「このチームメート、コーチングスタッフ、みんなとW杯を戦えてよかった。このチームはチームワークが素晴らしかった」という周りへの感謝、また「最後のPKは運のようなもの。誰が悪いわけではない」といったフォロー、最後に「Jリーグにもっと足を運んで盛りあげてください」ということまで。
負けた後で相当悔しいし何も考えられないはずなのに、ここまでしっかりしたコメントを残せるあたり、さすがキャプテンだなと。
岡田監督ですら、「今後の日本のサッカー界のことなんか今考える余裕はない」とか言って、インタビューをフェードアウトしていったし・・・。
実力はあるのに空中分解していったフランスや、アフリカ勢と違い、個々の能力はそんなに高くなくても選手一人ひとりがチームを優先し、チーム全体で戦う強さは十分16強に入るに相応しいレベルだったかなと思います。
次の監督は、やっぱりオシム監督級のもっと世界で実績のある監督希望ですね・・・。
夢は徐々にかなえて行くもの、4年後はまず目指すのは8強ですね。
とりあえず選手と監督、ナイスゲーム!!!お疲れ!!!