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気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

GPZ750R改 プラグ周り整備 試乗

2015年08月11日 | バイク整備
土曜日にプラグとプラグキャップを交換したGPZ750R改
月曜日に早く帰れたのでちょっと近所を乗って調子を確かめました。

このGPZ750Rのエンジン、1000RXのエンジンをボアアップして
カムはフルパワー仕様の900用、キャブレターも900用をベースに
モデファイしたもので、中低回転域でも使えるエンジンに仕上げてあります。

だって、このクラスだとピークパワーが10馬力足らないからって言っても
何の問題も無いでしょ?
ベンチにかけて・・・の結果より、実際に乗って楽しいか?というのを
私は重視しています。

で、いつもの乗り方
4速 1500回転からの加速も 5000回転以上の加速も
本来の状態に戻りました。

そういえば、帰りの海老名駅

虹が見えてました。

この後、土砂降りの雨が降ったのですが
自宅の最寄り駅着いたときは、ぜんぜん雨が降った跡がありませんでした。
局地的な雨だったみたいで、まだ明るかったので その後GPZを出した訳です

16日からの東北ツーリング
私がFJ1200、女房がGPZ750R改で行けそうです。

GPZ750R改 プラグ周り整備の続き

2015年08月09日 | バイク整備
プラグ交換が終わって あとはプラグキャップ交換だけになったGPZ750R
夏休みなのでメーカーのパーツセンターもお休みです。

リトルカブのパーツカタログを沖縄に送るために郵便局に行って
バイク屋さんに手持ちの在庫を持っていないか相談しに行ったら

「GPZ1000RXの中古品ならあるよ」ということで 1個頂けました。
でも、「これも20年以上前の部品だからね」との注意を添えて・・・

バイク屋さんの常連になると お金じゃない こんなメリットもあります。
だって、今の時期に必要な部品が手に入るなんてありえないでしょ?

きれいだし、使えそうなのでプラグに差し込む部分に接点復活剤を噴射して
すぐ使えるよう準備しておきます。

車体(プラグコード)からプラグキャップを外そうとしたら
プラグコードが脆くなって切れてしましました。
仕方ないので カブを出し

ナップス横浜店でキジマ製のプラグコードを買ってきました。

全く同じ部品なんですが、新品はφ6.9mm

ずっと使っていたほうは 一回り太くφ7.8mmもあります。
ボロボロに脆くなっている上に太くなっていたのでぜんぜん使えませんでした。

新しいプラグコードを使って プラグキャップを取り付けました。

これで大丈夫でしょう。


前回の記事で、純正のプラグキャップには抵抗が入っているので
無理に抵抗付きのプラグを使う必要は無いと書いたんですが
知らない人に限って「そんなことは無い」と言ったりするので
実際に 錆でボロボロになって使えなくなった方のプラグキャップを分解します。

GPZ750Rのプラグキャップですから30年前の部品です

プラグキャップの中にある プラグに固定する部分を回して緩めると
錆の破片と一緒に 中から部品が出てきました。

純正のプラグキャップには抵抗が入っているということはもちろん
プラグキャップが分解できるって事自体 知っている人少ないんでしょうね・・・

少しアップ

右がプラグの先端にロックする部分が付いたネジで 黄色○内が抵抗
ほら30年前のプラグキャップにも ちゃんと抵抗が入っていたでしょ?

30年前は抵抗入りのプラグなんて売っていなかったので
逆にプラグキャップ内に抵抗が必要だったのかもしれません。

抵抗の奥にコイルスプリングが入っているのですが、このプラグキャップは
かなり錆びていて、奥のほうにスプリングがあるのは確認できたのですが
出てきませんでした。

プラグキャップが原因で火花がきれいに飛ばない場合
抵抗の両端の接点が荒れていることがあり、
そういう時は抵抗の両端と接点部分を磨いて組み直すと復活する事があります。

プラグキャップを元のように取り付け
エンジン始動すると ちゃんと1番エキパイが熱くなって
回転も安定したのでこれで大丈夫だと思います。

東北ツーリングまであと1週間、週明けに実際に乗って確認してみて
OKだったら女房が乗ります。

GPZ750R改 プラグ周り整備

2015年08月08日 | バイク整備
夏休みの東北温泉ツーリングで女房が乗る予定のGPZ750R改
ツーリング用にリアキャリア&GIVI製テールボックスを付けたんですが
先々週に乗ったとき、エンジンの点火バラつきが気になりました。

プラグ交換が必要になると思うので

この前、大量に買っておいた予備プラグの中から
忍者に対応する型番を4本準備します。

忍者750の純正型番はD8EAです

このくらいの年式のバイクの純正プラグキャップや社外品のプラグキャップだと
プラグキャップ内に「抵抗」が入っているので
絶対に抵抗入りのプラグが必要な訳ではないんですが
抵抗入りのプラグのほうが入手し易いので抵抗入りを買うことにしています。

また、純正は8番なんですが
排気量が1000ccを超えているので、750ccの時よりトルクが増して
低回転で走ることが多いし、8000回転以上なんて怖くて使えないので
いつも ひとつ焼け型のDR7EAとしています。


今日は昨日までの暑さが少し和らいでいますが、午前のうちに作業します。

プラグかプラグキャップの不具合は確実だと思われるので

外装を外してプラグ周りの点検です。

忍者系のエンジンは、サイドスタンドで立てたまま置いておくと
1番シリンダーのヘッド上に水が溜まった状態になってしまいます。

ヘッドカバー状態から判断すると、それが原因のようです。

プラグキャップを抜くと

アルミの電解+腐食で出た生成物がべっとり付いています。
思っていた通り、プラグホールの中に水が入ってしまったようです。

プラグホールは

さらにものすごい状態です。

プラグホールの中をきれいに掃除して

プラグを外すとこんな状態、

左から1、2、3、4番 特に1番プラグはサビサビです。
当然プラグキャップの中も錆だらけ、掃除して電気的には使用可能かと思いましたが
プラグの先端に「カチカチ」っとロックするスプリング部分が錆で無くなっています。

物理的な理由でプラグに固定出来ないので、使用できません。

右サイドカバーの中にある冷却水のリザーバタンクに冷却水を足して

新しいプラグを取り付けて 今日の整備は終了です

乗った感じでは たまに3気筒になるような回り方だったので
死んでいるのは1気筒
最低限、1番のプラグキャップは交換しなければ駄目。

続きの整備は 代わりのプラグキャップを手に入れてからです。

パーツカタログ

2015年08月04日 | バイク整備
私、欲しいバイクがあるとまずパーツカタログを手に入れます。
現車に付いている外装で年式を判断する場合に便利だし
外装と年式が合っていない「怪しい」バイクもすぐ判断できるしね。

電装が12Vのタイプのモンキーが欲しいんですよ・・・

新車だと「くまモンキー」、中古だと何年式が手に入るか判らないので
12Vモンキーのパーツカタログを手に入れておきました。

掲載されているのは

12V初期のZ50J-21******から

最新型の

くまモンキー AB27-22*****まで
本当はZ50J-200****から12Vらしいのですが
何故か 今回手に入れたパーツカタログには掲載されていません。

でも、1993年型から最新型まで約20年分揃っているので問題ないでしょう。


もう1車種 欲しいバイクが「リトルカブ」
17インチタイヤのカブを何台も持っていて・・・と思われるんですが
欲しいんだから仕方ありません。

明るいカラーの、程度の良い車体を2台手に入れて
1台は手を入れずにそのまま乗るつもりですが
もう1台は、リトルの車体に今使っているツーリングカブ70のエンジンを
オーバーホールして積んで、理想の1台に仕上げたいんです。

リトルカブも古いタイプの青いパーツリストは持っていたんですが

今回、ほぼ最新型までのパーツカタログを手に入れました。

実は、セットで買ったので

途中のモデル用がもう1冊付いてきたんですが

中を確認すると

AA01-36*****のイエローのリトルカブが載っています。

このイエローリトル、カブ仲間の「シゲちゃん」が持っています。
同じ内容のものを2冊持っていても仕方ないので
1冊あげることにします。

大幅なモデル変更が無ければ 少々年式が変わっても使えるはずなので・・・

GPZ750R改 リアキャリア取り外し

2015年07月27日 | バイク整備
我が家のGPZ750R改、元の750に比べると とんでもなく速いんですが
メインの用途は 女房のロングツーリング用のバイクなんです。

私=FJ、女房=GPZの組み合わせで北海道に行ったり
私ひとりで九州弾丸ツー(朝5時半に横浜で朝食を食べ、夜9時には長崎で夕食)
に使ったりしたので現在はリアキャリア+GIVIアタッチメント付きです。

近場のツーリングにはあまり必要ないし、少しダサいので外すことにします。

かなり前からこの仕様なのでノーマル用のボルトはありません

ホームセンターでステンレス製のキャップボルトを買いました

そういうとき活躍するのが

機種ごとの純正部品が掲載されたパーツカタログ(パーツリスト)
ネジは標準品が使えるなら、サイズと長さえ合えば純正品である必要はありません

ネジは純正品と同じサイズのM8 長さ35mmと40mmです。

私は、自分が所有するバイクのパーツカタログはなるべく持つことにしています。
ホンダ車、スズキ車はもちろん、カワサキ車、ヤマハ車も古いモデルだと
パーツカタログがないと部品番号の検索が出来ないので注文出来ませんからね。

ネジ4本を緩めて交換すれば 5分ほどで取り外し完了

本当は、グラブバーを外してもシートとシートカウルに段差が出ないように
シート後半もシートカウルのカーブに合わせて少し形を変えてあるのですが
使い勝手を考えてグラブバーは残すことにしました。

テール周りがすっきりしたので

全体のイメージもちょっと変わりました。
普通の「忍者」になっただけですけどね・・・

下の息子がずっと前から乗りたいって言っていたので復活させたんですが
バンディット250の代わりに茨城に持っていくのでしょうか?

免許は大学近くの教習所で去年大型二輪取ったので問題ありませんけど・・・

GPZ750R改 車検整備(オイル少し抜きました)

2015年07月26日 | バイク整備
「エンジンオイルが多いですよ!」とバイク屋さんから指摘されたので
暑くなる前に少しオイルを抜いておきます。

抜く方法は メインのドレンボルトを緩めれば大丈夫でしょう。
少し大めに抜いて、ちょうど良い量になるまで戻すという方法とします。

1Lほど抜いて オイルの確認窓で確認しながら

ちょうど良いオイル量になるまで戻していきますが
車体を垂直に立てた状態で このくらい見えていれば大丈夫でしょう。

結局

こんなに抜けました。

今回はエンジンを始動出来なかったので 適当に入れただけだったのですが
一度エンジンを始動してエンジン内にオイルを回して
ちゃんと量を確認しながらオイルを入れなきゃ駄目ですね。

GPZ750R改 車検整備完了

2015年07月26日 | バイク整備
GPZの車検が完了したという連絡が入り
バイク屋さんに引き取りに行ってきました。

自分でやれることは自分でやって、無理なところはプロに任せました。
今回バイク屋さんにやってもらったのはキャブのOHと吸気周りの整備
キャブの中は 腐食は無いもののタンクの錆が入っていたとのこと
状態は バイク屋さんの記録画像で確認できました。

で、バイク屋さんに
「オイルのドレンボルトはちゃんと2ヶ所ありますよ、
いい加減なこと書いちゃ駄目です!」と、叱られてしまいました。

オイルパンの下に頭が入らないのでデジカメで撮影
まずオイルパンの後側にある

見つけ易いほうのドレンボルト
オイルフィルターの蓋の横にあるし、下に飛び出しているので
見逃すことはありません。

オイルパンの前側を写すと

前側のドレンボルトが見つかりました。

真下からだと見つかりましたが、頭が入らないので

エンジンの前、オイルクーラーの下側から覗くと
こんな位置なので、見つかりにくいです。

1000RXのA1エンジンは もっと下に飛び出した位置にあったはず
これじゃ~見つからない訳です。

前側のドレンボルトで抜かなかった分、少しオイルが多いとのこと
あとで少し抜いておくことにします。

もうひとつ指摘されたこと

このアッパーカウル、結構フニャフニャだそうです。
確かにそう感じていたんですが、塗装済みで安く手に入ったので
しばらくこのカウルを使います。

こんな部品作るようなFRP屋さんが多いので困ったものです・・・と
仕方ありません、
バイク業界自体 コピーすることを何とも思わない体質だそうですから。

GPZ750R改 車検整備(オイル交換等・・・)

2015年07月13日 | バイク整備
今日のGPZ整備で残っていたオイル交換
午後3時を過ぎて 日差しが穏やかになってから始めたのですが
空気中の水分量が同じなら気温が下がっても湿度は下がりません。

気温が下がると空気中に含むことが出来る飽和水蒸気量が減るので
逆に湿度自体の数値は高くなってしまいます。
午前中と同じように汗だくになったのには変わりありません。

メンテナンススタンドで後輪を上げてから作業するのはもちろんです

オイルドレンボルトを抜くと オイルが出てきましたが
前回の交換から時間は経っていますが 距離は走っていないので
比較的きれいなオイルが出てきました。

このGPZ750Rに積んであるエンジンはGPZ1000RXベースの
ボアアップエンジンなんですが 既に2基目のRXエンジンです。

積み替えた最初のエンジンは私が新車で手に入れた初期型A1のエンジンで
オイルドレンボルトが2個ありましたが
今のエンジンはオイルドレンボルトが1個しかありません。

このエンジンは私が新車で手に入れたわけではないので
これがオリジナルなのかは判断できません。
後期型A2かA3のエンジンはオイルパンの形状が変更になったのか
他のモデルのエンジン用のオイルパンを使っているのかさえ判りません。
どちらにしろ、問題は無いのでこのまま使います。

オイルを抜いている間に

アッパーカウルの下カバーを止めるボルトが錆びているのを見つけたんですが
後で交換することにして 午前中の作業ではそのまま使いました。

錆びたままでは気分が悪いので

同じ長さのステンレス製キャップボルトに変更しておきました。

ガソリンタンクを交換したので中は空っぽ
バイク屋さんに出すので最小限の量として6Lほどガソリンを入れました。
あとは、バッテリーを積むだけです。

と、整備が終わったと安心していたんですが
ガソリンを入れてしばらくしたら
キャブのフロート室の上部からガソリンが滲んできました。
このキャブ、前回OHしてから15年以上経っているので当然かも

ここから先はプロに任せます。

バッテリーを積んで、灯火類のチェックをして

暗くなってから バイク屋さんにハイエースで引き取りに来てもらいました。

GPZ750R改 車検整備(フロントフォーク交換)

2015年07月12日 | バイク整備
6月中に車検取得を目指していたGPZ750R改
フロントフォーク交換を残すだけになって整備が止まっていました。

まず、広い場所に引き出して状態のチェック

フロントフォークにオイル滲みがあります

フォーク部分のアップ

このまま車検に通して、後で交換するという手もありますが
出来ることは自分でやってバイク屋さんに持って行くことにします。

この忍者メインスタンドが無いので

メンテナンススタンドでリア部分を持ち上げ 固定します

フォークを準備して

取り付ける前の作業

フロントの「アンチダイブ機構」は使用しないので

不要になる配管は外しておきます。

アッパーカウルを外し 前輪をフロントスタンドで持ち上げ

ブレーキ→フロントホイールの順に取り外します。

フロントホイールを外し 次にフォークを抜くのですが

インナーチューブに点錆が発生している上に
クランプ部分の内部が少し腐食していたので固くて少し苦労しました。

とは言っても

無事にフロントフォークを抜くことが出来ました。

この状態でトップブリッジと三又の フォークを差し込む
クランプ部分の内部を耐油サンドペーパーにCRC556を付けて磨き
スムーズに差し込める準備をしておきます。
それだけで、抜くときと違いスムーズにフォークを差し込めます。

組み付けは分解の逆なので
手順を間違わないように注意しながら 順に組み立てていきます。

前回、外装を整備していて気になっていた

アッパーカウル取り付け部(ミラーのところ)のゴムが切れていたので
新品部品を一式注文しておきました。

少し形が変わっていますが
カワサキ製の純正部品なので問題ないでしょう。

フロント周りの部品の取り付けが終わり
アッパーカウルを取り付けようとしていたら ネジが渋いところがありました

無理やりねじ込むと 部品を傷めるので
タップを通してネジ山を修正しておくのは 言う間でもありません。

最後にチェーンの整備です

汚れを除去したあと、カブに使ったのと同じグリースを塗っておきます。

これだけグリースを塗っただけで

かなりスムーズに後輪が回るようになりました。

10時を過ぎ 気温が上がってきたので午前中の作業はここまで

午後3時過ぎて、少し気温が下がってきたら
オイル交換と燃料を補給して整備を完了させようと思います。

週明けには車検に出せそうです。

カブ チェーン整備(清掃、給油、張り調整)

2015年07月11日 | バイク整備
去年の5月にカブ70のチェーンを新品に交換して1年
その間の走行距離は7000キロを少し越えた程度
このあたりで ちゃんと整備をしておきます。

私のカブの場合、チェーンのグリスアップは1000キロごと
張りの調整は5000~6000キロごとです。
この距離はチェーンの品質や走り方で変わってくるので一概には言えません
使っている部品の品質や走り方で決めてください。

まずはチェーンカバーを外す訳ですが

○印のM6ボルトを2ヶ所外すと取り外せます。

取り外すとこんな状態

古いチェーングリースがデロデロにこびり付いています。

これをある程度落とします。
こういう場合 普通はチェーン専用のクリーナーを使いますが

私は 市販の脱脂用スプレーを使っています。
近所のホームセンターで 税込み198円で手に入りますから・・・

チェーンにはバイク専用のクリーナーを使わなければ駄目だと言う人もいます

そういう人は 缶に書いてあるこの言葉をどう説明するんでしょうか?

チェーンに脱脂剤をスプレーして

チェーンの汚れを拭き取るわけですが
古い靴下に手を入れて チェーンを軽く握るようにこすると
手も汚れずきれいにすることができます。

チェーンの汚れを完全に取ることは不可能だし、その必要も無いので
ある程度汚れが取れたところで新しいグリースをチェーンの上に置いていきます

チェーン両側の インナーとアウターのプレートの間

一周ぐるっとグリースを置いたら

指で伸ばして チェーン全体に馴染ませませ
このとき中央のローラー部分にも少量のグリースを塗っておきます。
グリースを塗るのは、輪になったチェーンの内側部分だけ
外側には遠心力で伸びるのであえて塗る必要はありません。

グリースを塗り終わった状態のチェーン

この程度の油分が付いていれば充分でしょう。

私が使うグリースは 機械用として市販されているエーゼット社製の2種類

緑のジャバラがリチウムグリース、黒いジャバラがモリブデングリース

ホームセンターで リチウムグリースが400g入りで300円くらい
モリブデングリースが同じく400g入りで400円くらいで手に入ります。
これをホームセンターで手に入れたエーゼット社製の小さなグリースガン
(500円くらい)に付けて使っています。

リチウムグリースは鉱物油ベースのグリースなので
バイク用シールチェーンのOリング(NBR製)に悪影響はありません
中型~大型バイクに使われているシールチェーンにも問題なく使えます。

カブはシールチェーンではないので どちらのグリースも使えますが
今回のチェーン整備にも安いリチウムグリースを使いました。

今回のチェーン整備は最後にチェーンの張り調整も行います

チェーンを中央部を指で少し下げたところ

たるみ具合を見るため

チェーンの同じ部分を指で持ち上げてみます
ちょっとだけ弛んでいるような気がします。

チェーン調整は リアアクスルナットとハブの固定ボルトを少し緩めます
リアアクスルナットは
年式によって17または19mmのレンチを使い
リアハブのナットは23mmのレンチで どちらも1/4回転ほど緩めます。

チェーンの張りは

チェーン引きのナットを10mmのレンチで締めこんでいきます。

これがチェーンの張り調整後の状態

同じように中央部を指で持ち上げると3mmほど止まる位置が下がりました

たった3mmですが、下げたときも同じだけ張りが強くなっているので
上下方向で6mmほど動く範囲が少なくなった訳で
指で触ると見た目以上に張りを感じることができます。

ハブナットとアクスルナットを締め込んで
チェーンカバーを付けて 今日のチェーン周りの整備は終わりです。

ネットの質問サイトを見るとバイクのチェーンには
バイク専用のクリーナーとグリースを使わなければ絶対に駄目だと
書いている人がほとんどです。

私は バイクのチェーンにはずっと機械用のグリースを使っています。
今使っているチェーンはまだ走行7000キロ程度ですが
前につけていたチェーンは 全く同じようにメンテナンスして
約54000キロ使えました。

カブですからね もちろんシールチェーンではありません。
私が使っているケミカル類がチェーンに使えないと言われる人がいるなら
そのやり方でノンシールチェーンが約54000キロ使えた矛盾を
是非説明して頂きたいものです。

納得できる説明が聞けたら
(馬鹿高い)バイク専用のケミカル類も使うことを考えようと思います。