しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「沈底魚」 曽根圭介 

2017年10月04日 | 読書
「沈底魚」 曽根圭介   講談社    警視庁外事二課は、中国と北朝鮮の事案を扱う。 朝毎新聞の朝刊一面に、『中国に機密情報漏洩、現職国会議員が関与か 米国亡命の中国人外交官が、重要証言』が載る。 中国と北朝鮮の事案を扱う警視庁外事二課は緊急に招集される。 捜査の指揮を取るのは凸井美咲理事官。 外事二課は癖のある捜査員が多く、特に1番のベテラン五味は慕う後輩も多く“五味一家”を形成する。 同じベ . . . 本文を読む
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「また、桜の国で」  須賀しのぶ 

2017年10月02日 | 読書
「また、桜の国で」  須賀しのぶ    祥伝社      1938年秋、27歳の棚倉慎はポーランド大使館に書記として赴任する。 父親がロシア人の慎は父親似で、自分は何者なのかと問い続けていた。 慎が9歳の時、シベリア孤児と呼ばれるポーランドの子ども達が日本にやって来る。 偶然その一人、カミルと出会っていて、ポーランドへも思いを持っていた。 ポーランドには元シベリア孤児たちが作る『極東青年会』があ . . . 本文を読む
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