しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

THE ALFEE LIVE  名古屋

2009年06月30日 | 音楽
THE ALFEE LIVE  名古屋

2009・6・27(土)28(日) 名古屋国際会議場センチュリーホール

春ツアーファイナル、名古屋2DAYS。
このセットで、この曲順でやることはもうないと思うと寂しい気持ちもする。
と、メンバーも言うが、自分たちもそう。
高見澤さんはもうひとつ「この衣装もこれで最後かと思うと寂しい」と。そして、
「明日はこれを着て帰ろうかな」と言っていた。誰か見掛けたかな。

衣装では、1日目に桜井さんが前半に着た白いスーツで登場。
まだ春先のスタートなので、布地も厚めだったそうで、
「今日着ると暑い。汗でズボンの裏地が張り付いて、歩くとズボンが下がって来て・・・」
そんなことが起こっていたなんて、気が付かなかった。

桜井さんのファイナルの感想には、“もう高い所から登場しなくてもいいから”とホッとした部分も。
確かに高い所から、手摺りもない階段を降りて来るのは見ていてもハラハラ。
転ばないで、心配して見つめていた。
1番心配だったのは高見澤さんだけれど、桜井さんも待っている時とか嫌だろうなと予想はしていたが、やはりそうだった。
1度仙台でアクシデントがあったけれど、と幸ちゃんが言うが、桜井さん自身は1度降りる時に、右と左とどっちから降りようかと迷って躓きそうになりドキッとしたとか。
そう言えば、この日の最初の挨拶が「ファイナルだす」って、語尾を迷って「だす」になったと笑っていた。
それと同じ現象だ。
それで、もし転んだら、『蒲田行進曲』をタダスケさんが弾くことになっていたと。
幸ちゃんが合図をしたら、タダスケさん、ちゃんと弾けた。
桜井さんは「ギャグにしてしまうのね。まあプロだから、歌わないと。血だらけでもズボンが脱げていても」
幸「ズボンが脱げたらちゃんと履いて下さい。気になって仕方ないから」
また妄想の世界に入りそうだった。
本当に無事に階段降りのオープニングが終わって良かった。
でも、高い所からの登場は2回目だったけれど、3人並んで立つ姿はカッコよかった。印象に残るオープニング。

名古屋と言うことで『Loving You』が聴けた。

ファイナルの1番のサプライズは、コントコーナーの高見澤さんのセーラー服姿。
新体操のリボンを持ってくるくる踊る。
髪もくるくるだったので、ヤックンを連想してしまったら、桜井さんも「竹刀を持ってくるかと思った」って。
その後、直ぐに白衣を着て先生として登場するが、やっぱりタカミー先生も息が切れていた。
その時、幸ちゃんはチアリーダー部で、ポンポンを持ち、桜井さんもポンポンを持ってジュリーを歌っていた。
なんだか凄いシーンだった。

春ツアーのラストナンバーは『夜明けのランディングバーン』
アルフィーとみんなの未来のために、歌ってくれた。


27日の前日はマイケル・ジャクソン氏の訃報があった。
高見澤さんはそのことにも触れてくれる。
「昨日は悲しいことがあった。巨星が堕ちた。
熱心に聴いていた訳ではないけれど、スリラーがヒットしたのが83年で、自分たちも忙しくなっている時で、
一緒に頑張っていこうと言う気持ちだった。
勿論、規模は全然違うけど。向こうはワールドワイドだし。
彼のバラードの歌声は優しくて、心を癒された。激しい曲の中にも切なさが感じられた。
きっと無念だったと思う。
そんな思いを引き継いで、自分たちは歌っていくのだと思う」

最後のツアーに向けて準備中だったというマイケル。
無念と言う言葉が一番言い表しているのかも知れない。
アルフィーは同じミュージシャンとして、歌いたくても歌えなくなった人の気持ちを引き受けている。
前にも、止めて行ったミュージシャンに対しても、同じようなことを言っていたのを思い出した。
生きて歌い続けるということは、本当に簡単なことではないのだと。
アルフィーには、いつまでも元気で歌い続けて欲しいと、強く思ったファイナルだった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コンフェデ杯 ブラジル連覇 | トップ | 「牧師館の死」 ジル・マゴ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事