しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「L change the WorLd」 2008日本

2009年01月24日 | 映画
「L change the WorLd」 2008日本

監督 田中秀夫

L(松山ケンイチ)はキラこと夜神月との最終決戦に勝つために、デスノートに自らの死を23日後と書く。
キラとの決戦には勝利するが、その時に仲間のワタリを失う。
Lは残された時間を、犯罪捜査に充てる。
同じ頃、タイで病原菌を使ったテロが行なわれ、ひとつの村が消滅する。
Lの仲間が、その村の生き残りの少年、BOYをワタリに託す。
ワタリの代わりにBOYの世話を見ることになったLは、その病原菌が係わる事件に巻き込まれていく。

L、最期の23日間。


Lを見せる映画で、Lが見られるというだけでいいのかも知れないが。
Lにアクションをさせるのは無理な感じがするしそんな姿は期待していなかったのだが。
本来のLの力がもっと発揮出来る事件、やはり頭脳戦がよかった。
人付き合いが苦手そうなLと子どもとの交流は微笑ましくてよかったけれど、これはおまけ。
Lの魅力を見せるには、過去のエピソードや、BOYとの係わりからLの子ども時代の話とか、ワタリに対しての強い愛情はどこから来ているのか、などがあればもっと物語のも重みが増した気がする。
と言うか知りたかった。
スピンオフの映画が出来たと聞いた時は面白そうと期待したのだが、自分の予想と違った。
細菌を使ったテロの話も物語には多いが、この組織はかなり行き当たりばったりな集団。
始めから計画に無理があるから、頭脳戦にもならない。
なんだか突っ込み所が多過ぎ。
デスノートが面白かっただけに、残念。
でも、Lは好きだ。
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