しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

館長 庵野秀明 特撮博物館 

2012年10月03日 | 展覧会
館長 庵野秀明 特撮博物館   ミニチュアで見る昭和平成の技
2012.7.10(火)~10.8(月)           東京都現代美術館

『エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵』とポスターに。
「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる監督・庵野秀明氏が影響を受けたという「特撮」展。
特撮で使われた宇宙船や銃、そのスケッチ画などなど。
知らない作品のものもあったが、知っているのもたくさん。
ウルトラマンやゴジラ、キングギドラにガメラ、モスラの幼虫などなど。
この初代モスラの幼虫はひっそりと置かれていたので、意外と気が付かない人もいたのでは。
特撮美術倉庫にあったのだが、帰ってからその倉庫の配置図を見ても、モスラは載っていない。
ゴジラの頭や巨大な足、キングギドラは書いてあるのに。

色々間近で見ることが出来て嬉しかった。
これを着て動くのは、かなり大変そうだ。
かなり固そうだが、実際はどうなのだろう。
触って見たかったけれど、勿論それは禁止なので出来ない。
一つくらい、触れるのがあるとよかった。

それぞれ違った縮尺の家やビルのミニチュア。
実際に間を通り抜けられるのもあり、怪獣気分ノシノシと、と行きたい所だったが。
もうすぐ、終わりということもあってか、平日に行ったのに意外と混んでいた。


最新特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』も目玉のひとつ。
「企画:庵野秀明」「巨神兵:宮崎駿」「監督:樋口真嗣」。10分ほどのCGを使わない作品。
ナウシカの時に巨神兵が復活しなくて、よかったって思った。
これもよかったが、その後のコーナーで、メイキングの映像があったのが、またよかった。
その他の特撮の技術もいくつか映像で紹介していて、それも興味深かった。

混んでいたこともあり、3時間近く会場にいたが、見応え充分でもっと時間を掛けてもいいくらい。
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