しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「キング・コング」 2005ニュージーランド・アメリカ

2006年01月04日 | 映画
1930年代初頭のニューヨーク。映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮ろうと、脚本家ジャック・ドリスコルと女優アン・ダロウを加えた撮影クルーを率い、幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へと辿り着く。
カールはさっそく撮影を開始するが、アンが原住民にさらわれてしまう。
救出に向かったクルーたちは、そこで想像を絶する世界を目の当たりにする。

1933年製作の映画「キング・コング」を、最新のテクノロジーを駆使したリメイク作品。監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。
アンはナオミ・ワッツ。ジャックがエイドリアン・ブロディ。カールはジャック・ブラック。
「戦場のピアニスト」と「スクール・オブ・ロック」の印象が強いので、「ピアニストとロッカーだ」と、心の隅で思っていた。
3時間の長さは、飽きはしないが途中でロスト・ワールド(ジュラシックパーク)が入った様で、キング・コングの印象が少々薄れた気がして、この部分はもう少し短くてもいいのでは、と思ってしまった。
恐竜の脚の間を逃げるシーンは、なぜか可笑しくて笑いたくなるが、笑うシーンではないし・・・・誰も笑う人がいなかったので、堪えるのに苦労した。
あのシーンは「ヒーローは死なない」パターン。
他にも、コメディの要素はあって、笑いは起こっていたけれど。
ジャック・ブラックがコメディっぽい役だし。狂気の映画監督だけれど、なんか可笑しい。
しかし映画の事しか考えていないのかと思ったら、コングを捕まえた後は、金儲けだけに走っている様で、それが不思議だった。
コングとアンの心の繋がりも綺麗に描かれているから、ラストはコングを応援する様に出来ている。
戦闘機が落ちて行っても、よしよしと思ってしまう。
あのエンパイアステートビルのシーンは、目がまわりそうだったけれど、迫力があってよかった。
迫力ある娯楽映画だった。
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