しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「鏡の背面」  篠田節子

2019年07月15日 | 読書
「鏡の背面」  篠田節子   集英社     軽井沢にある十数人が暮らせる『新アグネス寮』は、あらゆる問題を抱える女性を分け隔て無く受け入れる施設だった。 施設を立ち上げた小野尚子は、歴史ある老舗出版社の娘だったが、離婚などからアルコール依存症となる。 立ち直りの助けとなったのが、クリスチャン系「白百合会」の『聖アグネ寮』での暮らしだった。 その施設と多少違う思考から、独立して作ったのが『新アグ . . . 本文を読む
コメント