しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「滅びの鐘」  乾石智子 

2016年08月03日 | 読書
「滅びの鐘」  乾石智子   東京創元社  北国カーランディア。 建国以来、土着の民で魔法の才をもつカーランド人と、征服民アアランド人が、平穏に暮らしてきた。 だが、現王のカーランド人大虐殺により、見せかけの平和は消え去った。 怒りに燃える大魔法使いが、平和の象徴である鐘を打ち砕き、鐘によって封じられていた闇の歌い手と魔物を解き放ってしまったのだ。 闇を封じることができるのは、古の〈魔が歌〉のみ . . . 本文を読む
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