しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「陰摩羅鬼の瑕」    京極夏彦 

2012年02月24日 | 読書
「陰摩羅鬼の瑕」    京極夏彦        講談社ノベルス 長野、蘆田村の池の平。白樺湖畔にそびえる洋館「鳥の城」。 人里離れた洋館で、中には鳥の剥製が数多く置かれていた。 公卿華族で伯爵を叙せられた由良家の住まい。 今の主は“伯爵”由良昂允(こういん)、執事の山形と何人かの使用人とが住んでいる。 その昴允は5度目の婚礼を控えていた。 しかし過去4度、花嫁は婚礼の翌朝、昴允が部屋を離れた僅か . . . 本文を読む
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