しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「慟哭」 貫井徳郎 

2006年01月28日 | 読書
2つのストーリーが交互の語られる。 ひとつは、幼女誘拐事件。 捜査にあたる警視庁の捜査一課長はキャリア組の佐伯警視。 2つの誘拐が起こっており、その繋がりは分からない。 捜査は進展しないまま、2番目の少女の遺体が発見される。 そして第3の誘拐が起こる。佐伯にも同じ年頃の子どもがいて、心を痛める。 もうひとつは、新興宗教絡みのもの。 心に穴の開いた男・松本が宗教に救いを求めるもの。 《白光の宇宙教団 . . . 本文を読む
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