「GODZILLA ゴジラ」

2014年アメリカ
原題：Godzilla

アメリカの資本でゴジラ映画が製作されるのは1998年公開の『GODZILLA』以来16年振りの2作目。
前作とは違って今回は元々の日本でのゴジラに見た目もコンセプトが近い印象。
可愛げのないモスラみたいな怪獣と戦う正義のゴジラな感じです。

昭和と違って映像テクノロジーが進化してるわけだから
なんかデカくて迫力あって不思議な感じがした。
出来としては悪くないのだがなんか物足りない。
聞くところによると原爆を語るシーンがカットされてるらしい。
せっかくアメリカ製作ならばそういうところを是非観たかった。残念。

日本人役者として出演した渡辺謙が劇中における「ゴジラ」の発音について、
撮影の際に英語調の発音を依頼されたが、
日本人としてのこだわりから頑なに拒否し、日本語のままに発音した
って話がぐっと来る。

https://www.youtube.com/watch?v=_takVbqbzkU

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

2019年アメリカ
原題：Godzilla: King of the Monsters

アメリカ製作ゴジラの続編。渡辺謙再び。

今回はモスラやキングギドラ、ラドン、、、多数の怪獣大集結。
まるで懐かしの東宝映画祭り！オリジナルへのリスペクトも申し分ない！
とにかくこれでもか！これでもか！と出し惜しみせずに怪獣大暴れ！！！
音も映像技術も上がってるんで迫力満点！

でね、、もうね、、お腹いっぱいです。
当分、ゴジラはいいかな、、、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=TivJ1F3dsBM

「デイアンドナイト」

2019年日本

テーマは「人間の善と悪」
この作品、出来云々より気になる事が、、、
主演のイケメンな兄ちゃん阿部進之介が企画・原案。
で、山田孝之プロデュース、脚本。監督も30代の若手。

良い映画を自分らの手で作っていこうという若手の彼らの意思表示だと解釈した。
最近の若手俳優は映画に詳しい人も多いと聞く。
役者としてだけでなくどんどん製作にも進出して今のにっちもさっちもいかない
日本の映画業界を変えて行ってほしいものです。
アタマの固いお偉いさんに振り回されないように
日本映画の可能性を切り開いていってくれるとホント嬉しい。

きっと彼らもさ、観たい映画が出たい映画なんだと思う。
期待してるよ！な意味の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=dXDo0L7MdnA

「悪魔は見ていた」

2019年韓国
原題：왓칭／Watching

クリスマスイヴの夜に、オフィスビルに取り残されたシングルマザーの女性が、
変態ストーカーに拘束されたり、追いかけまわされたりする韓国製のクライムサスペンス。

くどい、しつこい、まさしく韓国映画お得意の、、、
だが、、、オチがイマイチ、、というかそこへ向かう伏線がイマイチ。
おしいのよね。

この手の韓国映画って、やっぱりイケメンくんは大体変態でイカレてる悪者パターンが多い気がする。
何故なんだろうね。。。

https://www.youtube.com/watch?v=8MHZX4C-3-0

「キラーズ・セッション」

2019年イギリス
原題：Killers Anonymous

殺人依存症の人々が集まって語る(薬物依存者たちの自助会みたい)セッショングループ。
そこに１人謎の人物が紛れ込んで、、、てな室内劇。

地味なんだけどそれなりに楽しめた。
こういうのは脚本と役者の濃さが大事。
ちょっとタランティーノぽいと思ったけど、実際彼がやったらもっと面白かったかもね。

いまいち盛り上がらないけど愛すべき舞台的な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=ftJNlYCq-ws