「家族ゲーム」

1983年日本
英題：The Family Game

今更ながら38年前の名作を初見。
監督は森田芳光、主演は松田優作。

いやあ、噂に違わず面白かった。これはなんとも形容しがたい作品。
シュールだけど妙にリアリティあり。

原作がまずは良いんだろうけど、カメラワーク、脚本、演出、編集、、
音楽無し（レコード聴くシーンはびっくり！）。
咀嚼音（重要な演出）、、、うむむむ、やるなあ。
森田芳光監督、、なんで評価が高いのか謎だったんだけど（失礼）
この作品は流石！

松田優作ありきなのは当然なんだけど、、由紀さおりが良い！
で、懐かしの故伊丹十三。
思えばこの翌年に監督としてブレイクだったのね。

低予算非エンタメ日本映画の始まりはこの辺だったのかも
と感慨深い1本。

https://www.youtube.com/watch?v=0s5Opi3v_FA

「プライベート・ライアン」

1998年アメリカ
原題：Saving Private Ryan

監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はトム・ハンクスの戦争映画の名作。
遅ればせながらやっと鑑賞。

噂の悲惨壮絶な冒頭20分の戦闘シーン。
これを観て戦争がイヤにならないヤツはどうかしてる。

こんな映画を作れる国なのに何故未だに率先して戦争に関わるのか、、、
ラストのキレイゴトはいかにもハリウッド的だが、
悲惨な映像だけでも見る価値がある。
みんなで観るべきな1本。

世の中がトラウマになって戦争放棄となる世界になればいいのだが、、、ね。

https://www.youtube.com/watch?v=9Hvvm2f9mLk

「新しき世界」

2013年韓国
原題：신세계

韓国最大の犯罪組織に潜入した刑事とそれを取り巻く人々のストーリー。
「仁義なき闘い」的なヤクザ抗争の話。

いやあ、ヤクザ抗争モノを観てると毎度ヤクザじゃなくて良かったな、、と思う。
誰も幸せになれないよなあ。
権力を超える恨みの連鎖、、ああ、ヒドイ。

それぞれがキャラ立ちしててお見事な出来でございました。
ハリウッドリメイクとの事ですが、、さあ果たして。。。

https://www.youtube.com/watch?v=gzhIrt0VS6A

「無垢なる証人」

2019年韓国
原題：Innocent Witness

殺人容疑者の弁護士と、事件の目撃者で自閉症の少女の交流を描く。

所謂、イイ話なんだが、日本の2時間ドラマレベルかな。
もうひとヒネリ欲しいのですよ。
しつこさの韓国映画はどこへ？

相変わらず、子役は迫真の演技でございます。

https://www.youtube.com/watch?v=2zgiQ3CWO_U

「フィードバック」

2019年スペイン・アメリカ
原題：Feedback

ラジオ番組が謎の男たちに占拠されたことで人気パーソナリティの仮面が剥がれていく様子を描いたサスペンススリラー。

好物の1シチュエーション密室劇なんだが、もうひとヒネリ！プリーズ！
まあ、スペイン的というかちょっとひと味違う空気感はナイスです。

それにしてもミュージシャンやら人気者はワルい事やってんのね？
って、、今更時代遅れ感も有りますが、、、。

https://www.youtube.com/watch?v=muCnDrw-s8s