僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

すべて足したら思い出してよ

2013-03-30 23:05:53 | 音楽
ドリーマーズ・ハイ/RADWIMPS


連続的に過ごしていたら気付かないけれど、
3年近く前の自分と今の自分では明らかに
大きく大きく違っている部分があって。

3年、正確にはちょうど2年と9ヶ月前なのですが、
こういう記事をブログに書きました。
これって今だったら絶対に書かないし
書けない記事だな、なんてことを、
「ドリーマーズ・ハイ」を聴きながら考えていました。

夢。

物心ついて最初に持った夢は、「ピアニストになりたい」という
当時ピアノをまともに弾いたことすら無かった子供には
あまりにも突拍子のない物でした。(苦笑)
それからピアノを習い始めて、しばらく持っていたのは
「ピアノの先生になりたい」って夢で。
その夢が潰えてからしばらく夢なんて持ってなかったけど
高2の夏くらいに、ある小さな夢を持って
その夢が、今の大学に入りたいってことでした。

この夢を持つきっかけになった一つが、何度か書いている
「英語を学びたい」っていう気持ちで。
この気持ちを持ったのは、某イギリス小説と
RADWIMPSがきっかけでした。
小説の内容をもっと深く読み込むためには原書が読みたい。
RADの歌詞をもっと深く知るために英詞を読み解きたい。
そんな、不純といえばあまりにも不純だけれど
純粋といえばあまりにも純粋な理由から
英語を学ぼうって決めて。

わたしにとって、英語って長い間
「コミュニケーションのツール」では無くて
好きなものをより深く知るためのツールだったんです(笑)
英語喋れるようになりたいなって思ったのは
もっとずっと最近になってからの話。

3年前に持っていた小さな夢は無事に叶って
今の大学に入って、英語を勉強して。
あの時は、勉強したらもっと綺麗な和訳ができるかなーなんて
淡い淡い期待を抱いていたりもしました。笑

ただ、3年前と違うのは、あの時よりもわたしは
ずっと色んな音楽を知っていて。
あの時は人生の2/3くらいをRADWIMPSの音楽が占めていて、
今考えると少し苦笑いなのだけれど、
歌詞の裏にどんな意味があるのかとか、そんなことを
それこそ一日中考えていたのが、3年前の6月30日、
「携帯電話」「マニフェスト」の発売日。

当時のわたしだったら「ドリーマーズ・ハイ」の英詞に
どんな和訳をつけたのかな、なんてふと思った。
"流れる涙はティッシュだけじゃなくて
狂気も引き裂きました"とかか。笑
tissuesってなんて訳すんだろうね細胞かしら。

英語を日本語にしたからって意味が分かるとは限らない、
というか意味があるとは限らない、と知ったのは
この3年間で少しは成長したことなのかもしれないね。

一日中RADのことばっかり考えてたあの頃と違って、
今は他にも好きな音楽が沢山沢山あって。
一生ついていきたいってバンドが4組居て、
大好きな物も大好きな人もずいぶん増えました。
3年前と比べたらRAD聴いてる時間も考えてる時間も減ったけれど
どちらが良いとかそういうことでもないんだけれど、
たぶんこれで良いんじゃないかなと思っています。

あの時、今の大学を目指そうって思わせてもらって
今の大学に入ったから出会えた小さな夢があったりも。


こんなことを書こうと思ったんじゃなくて
「ドリーマーズ・ハイ」の感想を書こうと思ったんだけどな!
でも、いつかまとめたいなと思っていた気持ちを
一先ずは文字に出来たような気がしている。

「ドリーマーズ・ハイ」凄く好きで。
サビの英詞が好きなんです。コーラスとか。
もうたぶん和訳とかできないけれど(笑)

あんまり大騒ぎしていないんだけれど、
4月18日の「春ウララレミドソ」@横浜アリーナ、
指定席だけどチケット取れましたので参戦してきます。

それこそ、初めてRADのライブに参戦してから
ほぼ丸3年が経つわけだけれども。
それこそ、あの頃よりも良い意味で冷静にライブ観れるだろうし
どんな感想を持つのかなって自分に対しても楽しみ。
もちろん、久しぶりにRADを観れるっていうことも楽しみです。