筆を止める、は迷いか否か。

小説家/cinema staff


cinema staffもかなり好きなので
がっつりハマりたいんだが、まだ古い盤に手が出せてない。
into the greenとSALVAGE YOUがどっちもやばいので
たぶんやばいバンドなのでしょう。良い意味で。←

「やばい」という言葉は語原から考えてみると
良い意味に使うのは間違ってる、なんて言われますけど
若者言葉を庇護するわけじゃないけど、
言葉って時代によって変わるものだと思うから、
元の意味がああだからこうだ、って
今の使われ方を批判するのは
少し考え方が古いと思います。
(「雰囲気」が「ふいんき」じゃなくて
「ふんいき」なのは譲れないけど←)

まぁ「このバンドやばいよ!」って言い方は
あまり上品ではない気しかしないから
語彙があればもう少し言葉を探すんだけど。
とてもかっこよくて、ずっと聴いてると引き込まれてしまって
危険な中毒性もある気がして、とかって
言葉を並べるのもなぁ…と思い
「やばい」という言葉に集約してみたんだけれど。
うーん、若者言葉でも、もう少し有効活用出来たら
かっこいいんだろうけどなー。

音楽の感想やらライブの感想やらを書いていると
使う言葉っていつも似たり寄ったりだなぁと自戒。
「かっこいい」「盛り上がる」「柔らかい」とかって語を
自分はよく使う気がするんだな。

使い古されてない言葉を使いたい、あるいは
使い古されてない方法で言葉を使いたいけれど
やりすぎると前衛的すぎて
何がなんだか、ってなってしまうし
言葉を使うってすごく難しいんだよね。
勿論、それが楽しいんだけれども。

5年もブログやってると、だんだん
自分の文章の色みたいなものも分かってくるので
同じような事ばっかりだなぁと思ったりもします。
それは自分の色だから大事にしたいんだけど
その中で、ちょっと違う色味にも挑戦してみたいな、なんて。
まあ5年間で結構変わった部分もあるけどね、
グラデーションじゃないけども(しろめ

何のプランもなくつらつら書いてたら
これまた割と定期的に書いてるような内容になっちゃった。(しろめ

何が言いたかったって、cinema staff聴いたことない人は
是非一度聴いてみてほしいなぁ。
そしてわたしはcinemaのライブが観てみたい。