台風10号は、8月29(木)8時ごろ、薩摩川内付近に上陸したが、その後急速に勢力を落とした。だが弱くなったのは、風だけで雨雲はまだまだ健在であった。つまり、太平洋上の水蒸気だまりから、次々に日本にポンプのように湿った空気を送り込んでいる。
9月1日(日)6時には、台風はほとんど東海沖に停滞して、今後東海地方に接近し北上を続ける見込みとなっている。そして正午には、勢力を落とし熱帯低気圧になった。
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私の住んでいる福岡では、農作物などの被害も比較的少なく、1日には天気も回復し青空も出てきている。
最近の台風を見て、台風が衰えないまま日本にやってきたり、予期せぬ方向に動いたり、停滞したりするなど、従来の台風とは変化してきているように感じる。