建築材料、畑の支柱、工芸品などに利用されていたメダケ。小学生の時などは、これで木の実を玉として使って、おもちゃの鉄砲などを作ったものです。 今日は、このメダケを利用しての竹笛づくりです。道具には、懐かしい肥後守の小刀も使いました。
メダケを丁寧にノコで切り、小刀のほか紙やすりで削って、所定の大きさに整えます。そして、穴の位置を決め、丸い竹に穴を空けます。空気の吹き込み口などをつくります。 口で吹いてみて、うまく鳴るかどうか再確認をして、穴の位置や大きさを調整します。試行錯誤を繰り返しやっと完成です。
実際に鳴らしてみると、最近の玩具にない素朴な音が出ました。今日は、しばし童心に返って工作を楽しみました。写真の汽車ぽっぽ笛は、モウソウ竹を利用したものです。