若狭湾に沿って走る路線に、北近畿タンゴ鉄道があります。その路線に、ご覧のよう列車が走っています。これはKTR8000形気動車・通称タンゴ・ディスカバリーといい、指定席と自由席の2両編成の特急列車です。日本三景の一つ、天橋立はご存知でと思いますが、その天橋立駅でこのタンゴ・ディスカバリーに乗ることができます。
上の写真は、西舞鶴駅で写した物ですが、京都駅や新大阪駅でも時間によって見る事が出来るでしょう。
北近畿を走る路線は結構複雑で、大阪と京都の主要都市と、日本海側の鳥取・豊岡を結ぶ特急ネットワークを、北近畿ビッグXネットワークとよんでいます。ビックXには、タンゴ・ディスカバリーの他に、タンゴ・エクスプローラーという、厳ついハイデッカー車両が走っています。それに比べたらこのタンゴ・ディスカバリーは曲線が愛らしく、スマートなスタイルです。
実際に乗ってみると、シートのホールド感がよく、前の席との間隔もとてもいい。気動車という事で、ディーゼルエンジンの音がガーゴーうるさいが、これもまたタンゴ・ディスカバリーの持ち味の一つに思えます。鉄道ファン(通称 鉄ちゃん)からみて、この列車の関心度はどのくらいの位置なのでしょうね?
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