2011年に公開されたアメリカ映画です。
ネタバレで済みません。「二重スパイ」という設定は “ひと昔前のスパイ映画” といった趣きですが、ラストのサプライズで、 二重スパイをさらに交錯させたのはなかなか面白いアイデアですね。
ただ、キャスティング面でいうと、ちょっとピンときませんでした。
リチャード・ギアといえば、私の場合、「 プリティ・ウーマン」や「Shall We Dance?」をまずは思い浮かべてしまうので、本作での “冷酷なスパイ” という役柄にはちょっと線が細く、 押し出し不足といった感じは否めませんでした。