海老網

今年も年末恒例の海老網漁が始まりました。
本格的にやる漁師は１０月～１２月の間毎月の闇夜廻りに１回づつ網を置きます。
当地区ではこの漁を本格的にやる漁師はいなくなり毎年この時期１回だけ網を置くデモシカ漁師２名による漁です。
今年もこの漁の網を捌く手伝いを頼まれました。
網元の１人は懇意な渡船業者でちょくちょくいがみ釣りで無料で島へ着けてもらいます。
普通海老網漁と言えば朝の暗がりから網を上げて捌き終わるのは８時頃です。
今朝のデモシカ漁は網が揚がったのは8:30,捌き終わったのは11:30でした。
本命の伊勢海老は２軒で約３０匹。


たび海老はたくさん。

もう１軒の分は写真に撮るまもなく生簀に入れて港内に沈められてしまいました。
他は外道の魚でいっぱい。



これ以外にエラを見て弱った魚はどっさり捨てられました。
後そこそこ新鮮な魚は手伝い人が自分が好きなだけくれます。


私もいがみ３匹貰って来ました。
総体に海老網に掛かった魚は弱っているので刺身等生では食べられません。
焼くか煮るかなので一般向きしません。
従って漁協に出荷できません。
余った分は冷凍して年末のバザーに寄付するか配るかです。
このデモシカ漁は海老が掛からなくなったら即止めるので何時まで続くか？
手伝い奴にとっても中途半端な時間帯なので釣りにも行けず難儀なことです。