腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

33th  鈴木豊ギターリサイタル

2009-11-30 07:07:45 | コンサートの感想
聞いてきました。
師匠の33回目のリサイタルです。
私は多分27~8回聞きに行っていると思います。


第1部
フォリアス:G.サンス
アイレス デ ヴィダリーア:A.カルレバーロ
ミロンガ オリエンタル:A.カルレバーロ
イ短調組曲:ポンセ

第2部
アナトリア地方の民謡による変奏曲:C.ドメニコーニ
エンデチャ・オレムス・カプリチョ アラベ・マリエッタ・アルハンブラの思い出:F.タレガ
ブエノスアイレスの夏:A.ピアソラ

派手な演奏ではありませんが、美しい音で静かに音楽が進んでいく、密度の濃い演奏です。
40代の頃から「いぶし銀」と評されていた師匠の演奏も、最近の演奏はセンスの良い艶っぽさが出てきたような気がします。


プログラムは、かなり渋めの選曲です。
前半のポンセ、後半のタレガを中心に、サンス以外は現代的でポップな曲を配した、センスの良いプログラムです。

カルレバーロは格好良い曲です。
現代的な響きと、民族的でポップなリズムが心地よい曲です。

ポンセは20分以上の大曲かつ難曲。
音楽的にも充実している曲です。
抜粋で弾かれる事はあっても、全曲通して演奏される機会は、あまり多くない曲。

カルレバーロとポンセは、静かで密度の高い師匠の音楽に、ぴったりとハマります。

F.タレガの曲も静かで美しい演奏です。
ピアソラも静かで美しい演奏です。

年に1回、33年間続けて来た師匠のリサイタルですが、1984年以降はずっと駒場エミナースで行われてきました。
来年からは駒場エミナースが使えなってしまうそうです。
ギターが心地よく響く良いホールだったので、これは残念です。

来年は11/17(水)に、すみだトリフォニー小ホールです。
会社を首になっていなければ、定休日なんでまた聞きに行けそうです。



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