語順がちょっと変わっているのでまとめてみました。ソースはJapanesiaです。
日本語も韓国語も英語も中国語も修飾語は被修飾語の前に来る。ドイツ語は『野バラ』の歌にもあるように『野バラ+赤い』になったりして、インドネシア語に似ているけれど、所有格も後ろに来るから面喰っちゃう。
Dia tidak pergi ke sekolah. 英語で表現すると
She doesn’t go to school. となり英語によく似た語順だけれど、
Buku besar saya itu. を英語で語順通りに表記すると
Book big my that.(あの私の大きな本)という語順になる。
さらにこのsayaというのが文の中の位置によってI, my, meの意味を持つ。日本語のように助詞によって意味を確定するのでもなく、英語のように代名詞の形を変化させてそれぞれの意味を持たせるのでもない。中国語に似ている。
Itu buku besar saya. (That is my big book.)
Itu bukan buku besar saya. (That is not my big book.) となり名詞を否定するときはbukanを使い、動詞、形容詞を否定するときはtidakを使う。
Buku besar saya itu tidak mahal. (私のその大きい本は高くない。)
Saya tidak mau tinggal di Indonesia.(私はインドネシアに住みたくありません。)
Saya tidak bisa tinggal di Indonesia.(私はインドネシアに住むことができません。)
時制については過去形、現在形、未来形でも動詞は一切変化しなくて、中国語のように時制を表す言葉を使って表す。たとえば kemarin(昨日)hari ini(今日)besok(明日)dulu(以前)などを使って表す。
Dulu saya tidak mau tinggal di Indonesia.
(以前、私はインドネシアに住みたくありませんでした。)
Dia tidak mau makan nasigoreng di restoran kemarin.
(彼女は昨日レストランでナシゴレンが食べたくなかった。)
時制を表す言葉と場所を表す言葉は、割と自由に位置を変えることができます。詳しくはJapanesiaを読んでみてください。
それではまたインドネシア語の学習の進捗をお知らせします。
Sampai jumpa lagi. (また会いましょう。)