冬らしさを楽しんでいます
大変に申し訳なく思っています。
年の暮にあたって健康状態をご報告させていただきたいと思います。
(約9000=正常値は500)・・・という問題が残りました。
病状をそのまま示しているとは言えず
ということでした。
食欲が落ちたり・・・などという変調を感じています。
今頃になって副作用の徴候とは!
やはりいかに鈍いかということでしょう。
5.その後・近況
6月に無事退院したのですが、10kgも体重が減ったのに
身体が重くて動きません。
61kgになった体重が100kg以上に感じました。
歩くのも1kmを20分くらいがやっとでした。
先ず歩くことからと朝のウオーキングをはじめました。5時に出発、
近くの武蔵関公園一周コースとその往復=約3.5kmです。
武蔵関公園は夏の花が咲き乱れ、励ましてくれます。
8月の猛暑でも、5時だとまださほど辛くありませんでした。
家に6時頃戻り冷房の効いた部屋に入るともう外に出る気にはなりませんが!
公園の道は全域で蝉の声が鳴り響いていました。
蝉の羽化をはじめて見ましたが羽根が薄く透き通って
実に美しく見とれてしまいました。
カメラをもっていなかったので撮れずに何度も悔しい思いをし
以後カメラを持参するようにしました。
しかし今度はなかなか羽化している場面に出会えません。
やっと初めて撮影できたのが8/17になっていました。
こちらは8/22に撮影
(8月に山の大先輩・uさんに、いくら毎日歩いてもなかなか
普通に歩けるようにならないと言ったら「2ヶ月では無理、
身体がついてくるのは3ヶ月はかかるよ!」と言われました)
9月に入るとあたりの花も秋の気配を感じさせてくれるようになり
歩くのもだいぶ楽になってきました。
uさんの言った通り、平地なら11分/kmで歩けるようになりました。
病院も 秋
ちょうど抗癌剤治療第6クール開始の日(9/17)は
台風一過の快晴でした!
病院からは久しぶりに富士山も望むことが出来ました。
秋の空のようにお陰様で体調も良好で抗癌剤治療を続けています。
展望室からは死角でスカイツリーは見えません。
病院3階でスカイツリのよく見えるベンチコーナーを見つけました
今の武蔵関公園
公園に向かう途中中秋の名月が沈みかけて始発電車のスタートです
公園内では今彼岸花が盛りです。
今はまだあちこちにチラホラ咲いている程度ですが
何年か後にはこれが増えてまとまって咲くようになって欲しいものです
やっと平地は歩けても、登りにかかるとすぐにクタクタになります。
途中走ってみると、いくらゆっくりでも200mがやっとです。
これではとても山登りは怖くて行かれません!
9月になってから軽いランニングも途中で挿入しはじめたので
12月まで続ければ心肺機能も少しは強まって山登りが出来るでしょうか?
4.美しい駒込病院
駒込病院に展望室があることを
入院一月あまりを経てやっと見つけました。
そこからは富士山の展望が最高です。
入院病棟からはエレベータで行けるので
夜明け前から待ち構えて朝日の当たる富士山をゲットしました。
夕焼け
朝焼け
駐車場のツツジは6月に入っても見事でした。
退院前夜の駐車場
常夜灯に照らされて一杯に咲き誇り
退院を祝福してくれていました。
3.病院の生活
4/25から抗癌剤治療開始!
リンパ腫はガンの中でも治療しやすく危険度の低いガンで心配はいらないということです。
使用する抗がん剤=RーCHOP
R=リツキサン. CHO=テラルビシン・オレコビン・エンドキサン. P=プレドニン
これを日ごとに医師のアレンジで点滴します。
副作用は下図のようにおよそ4週間にわたっていろいろ現れます。
この4週間で1クールが終わります。
ひとわたり副作用が治まったところで
次の抗がん剤治療(第2クール)が開始されます。
それを全部で8クール繰り返すのだそうです。
(第1クール~第2クールは入院で、第3クール以後は通院になりました)
第1クールの2日目=リツキサンの点滴中に発熱(38.5℃)という
副作用を経験しましたがそれ以外は自覚する副作用はなく
(鈍いので感じなかっただけ?) 無事に過ごしてきました
第1クールの点滴が終わると5月のお節句!
食事にもこんな彩りが!
小生の主担当看護師はAさん
滅茶苦茶に明るいので
Aさんが出勤してきて挨拶を交わすと
病気を忘れそうな明るい気分になります。
その上看護も至れり尽くせりで気遣いも行き届き
とても手際よく夜中でも何でもやってくれます。
でも病気については・・・、厳しい口調でご注意も!
5月も半ばにさしかかるとチューブで縛られていた点滴からも開放され
病院の庭まで散歩が出来るようになりました。
外はツツジが花盛り!春たけなわでした。
2.診断・悪性リンパ腫
4月末、約3週間にわたった検査の末
診断がくだり、悪性リンパ腫と判明しました。
右・2年前のCT画像
黒いところが多いのは脂肪だそうです
左が現在 .
内臓のまわりにギッシリ詰まっているのが癌化したリンパ球だそうです。
胃カメラによってリンパ腫の製造現場も突き止められました。
リンパ腫が胃の内外を中心に内臓の隙間に
拡散している様子です。
このように病名と現状が突き止められた結果、
これまで担当して下さった「総合診療科」から
「化学療法科」 に移り抗癌剤治療が
開始されることになりました。
皆様に大変ご心配をお掛けし申し訳ありません。
遅ればせながらお休み中の病気の経過をご報告させていただきます。
1.発病の頃
腰の痛みと食欲不振で念のためにと
駒込病院に立ち寄ってみたのは4月のはじめ、
未だ桜が残っている頃でした。
手の甲にかすかに紫色の斑が見えたのですが・・
これまた念のためにと血液を採取して調べて見たら
血小板が1万くらいしかない!(正常値は15万)
これは大変!と 直ちに緊急入院・緊急輸血となりました。
血小板はすぐに3万くらいに回復したのですが
なぜそんな状態になったのかの検査がすぐに開始されました。
先ず骨髄の造血機能は正常、
そこで作られた血が何処で破壊されているのかの検査になりました。
そうこうしているうちに身体のあちこちに紫斑が!
毎日日替わりで足や股や手や腹などに次々と現れてきました。
そのうちに食欲はますます減退、吐き気まで強まり
次第に発熱もひどくなり時には40℃オーバーも!
高熱(38℃以上)が出ると多くの看護師と一緒にこの救急台車がやってきて
特別体制の看護が開始されます。
飲まず食わずが10日ほど続きたちまち体重も10kgほど減りました。
病気とはこんなに辛いものかということを生まれて初めて味わいました。