危機一髪・立山の雪崩
雪崩事故のあった11月23日(土・祝)、
たまたま立山に居合わせました。
前日まで連日続いた吹雪から、一転して久しぶりの快晴で
たくさんの人がどっと繰り出していました。
真っ白な雪面にはたちまちたくさんのシュプールが描かれていきました。
室堂山荘からみくりが池へ向かって
わたしどものグループが歩いていたとき
目の前に突然、大雪炎が舞い上がりました。
何事かと思ってよく見ると、なんと大雪崩でした!
10時58分
11時01分
11時01分
スキーヤーが沢山いたので巻き込まれたら大変!とひやりとしましたが
見えているかぎりの人たちは危機一髪!無事でした。
11時08分
この雪崩は立山連峰・真砂岳(標高2860㍍)の西側斜面の大走沢上部で発生し、
現場でスキーをしていた男性4人、女性3人が巻き込まれてしまいました。
周辺にいた、スキーヤーや山岳警備隊などがただちに捜索活動をし7人を救助し
病院に搬送したのですが、残念ながら全員の死亡が確認されました。
室堂山荘からみくりが池温泉へ向かう途中での撮影です