雪の権現岳. 3 ・ 下山
いよいよ3日目・下山の日、夜が明けました
日の出の撮影を終えて小屋へ戻るとあたたかくて美味しい朝食
寝床を片付けて、荷物をまとめて、6時前に出発の準備完了です。
しかし小屋の中でのんびりと談笑してひとときをすっごしました。
・・・というのは、まだ雪が氷っていてとても滑りやすいのです。
同宿の三人組の方がドリップでコーヒーを入れてくださいました。
小屋では、陶器の最高のカップをわざわざ出してきてくれました。
最高に美味しいコーヒーをたっぷりご馳走になり
強い日射しが雪を柔らかくしてくれるのを待って出発しました。
7時、小屋を後に・・
こんな道、通りたくないけど・・・
ストックで安全を確保しながら慎重に通過。
(雪がなければ鎖につかまりながらのんびり行けるのに)
振り返ると赤岳と阿弥陀岳が並んで見送ってくれています
一番の難所、西ギボシの下りの雪渓です。
ここでアイゼンをはずし、のんびり歩くともう編笠山です
うって変わった穏やかな山容にホッとします。
あとは樹林帯をのんびり下ります。
帰りの中央高速道から・・・、
ここで権現岳(中央の白い山)とさよなら!
下界はもう夏でした。あれがさっきまで居たところか!複雑な気分です
長々とお付き合いいただき申し訳ありません。
誠にありがとうございました。