BAKU の窓

<やっと元気になりました>
山岳写真とソシアルダンスも復帰をめざしています
苦手の英語も楽しみつつチャレンジ中

雪の権現岳・3

2008-05-05 07:08:26 | 山・ハイキング・スキー


雪の権現岳.
3 ・ 下山

いよいよ3日目・下山の日、夜が明けました

日の出の撮影を終えて小屋へ戻るとあたたかくて美味しい朝食
寝床を片付けて、荷物をまとめて、6時前に出発の準備完了です。

しかし小屋の中でのんびりと談笑してひとときをすっごしました。
・・・というのは、まだ雪が氷っていてとても滑りやすいのです。
同宿の三人組の方がドリップでコーヒーを入れてくださいました。
小屋では、陶器の最高のカップをわざわざ出してきてくれました。
最高に美味しいコーヒーをたっぷりご馳走になり
強い日射しが雪を柔らかくしてくれるのを待って出発しました。

7時、小屋を後に・・
 

  こんな道、通りたくないけど・・・  
  ストックで安全を確保しながら慎重に通過。
(雪がなければ鎖につかまりながらのんびり行けるのに)
 

  振り返ると赤岳と阿弥陀岳が並んで見送ってくれています
 

一番の難所、西ギボシの下りの雪渓です。

ここでアイゼンをはずし、のんびり歩くともう編笠山です

うって変わった穏やかな山容にホッとします。
  あとは樹林帯をのんびり下ります。



帰りの中央高速道から・・・、
ここで権現岳(中央の白い山)とさよなら!
下界はもう夏でした。あれがさっきまで居たところか!複雑な気分です  

 
長々とお付き合いいただき申し訳ありません。
誠にありがとうございました。

 


雪の権現岳・2

2008-05-04 06:06:15 | 山・ハイキング・スキー

(GW前半は春の八ヶ岳へ)
      
雪の権現岳   その
2.山頂

翌朝、天気がよいのに富士山はやっと朝、少し見えただけでした

  夜明け前が一番よく見えました
 

同宿の山男、まだ日が出ないうちに赤岳(八ヶ岳主峰)へ向かって出発しました。
(縦走路には踏み跡がありません、腰までもぐる雪を1人でラッセルするのです)
すごい体力の人間もいるものです とうていまねは出来ません。
 

 日の出は4時50分、いつ見ても感激します。
 

 雲海に日が届き・・、正面は金峰山(奥秩父の主峰)
 

 反対の西側は昨日登りに通ってきたギボシ

  西側その左は南アルプス

      南アルプスの主峰北岳
 

  一面の雪でも小鳥に春の気配
 

 時には雲が湧き赤岳
 

        雲は編笠山にも

権現小屋は私のお気に入りです

 小屋に入ればその窓 は額縁のよう! 南アルプスが居ながらにして・・

 離れの小屋(トイレ)も素晴らしい
申し訳ないことに赤岳を正面に眺めながら用を足すのです


(春の八ヶ岳)雪の権現岳 1.登山

2008-05-03 12:20:16 | 山・ハイキング・スキー

(GW前半は春の八ヶ岳へ)雪の権現岳

御無沙汰しております。


はやいものでもうGWも後半、あっという間に日が過ぎてしまいます。
実は今年は自分で勝手に「古稀」を祝うことにして
少しは今まで行けなかったところまで山登りに行こうかと計画しはじめました。
[今秋、ゴーキョ(ヒマラヤ・5300m)をねらっています]
その準備の手始めにGW前半で権現岳(2715m 八ヶ岳)へ行ってきました。

しかし今年はまだ雪が多く少々手こずり
今は筋肉痛でヨタヨタしているという情けない状態です。

 1.登山

まず編笠山を通って雪の間から青年小屋へ 
 

昼食をとっていよいよ権現岳へと向かいます。


 
はじめは素晴らしい雪景色でご機嫌でした。

しかし意外に雪も多く、いつもならハイマツの間についた道を
ジグザグにのんびり歩けるのに
真っ直ぐの急斜面になってしまったりしています。
 

ギボシを越えるといよいよ権現岳が間近です

やがて、山頂付近の小屋(右上奧)も見えてきてヤレヤレです。
 

 目的の権現岳山頂と小屋
 

小屋について早速 おでんにビール、これが応えられません。
 

赤岳がすぐ目の前に迫ります

夕暮れ・1. 自分の立っている山の陰が清里高原に
 

夕暮れ・2. 登りに通ってきたギボシ(山の名)に夕陽が
 

    夜はランプの小屋
小屋番が手作りのお酒でもてなしてくれました。
   左=がんこうらん酒、右=ハイマツ酒  ・・なかなか美味しいものです
小屋は、すきまだらけなので夜は室内でも氷点下です。
でもあたたかい会話がはずみ寒さをあまり感じません