幸せのカケラ

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赤・黄・緑・青~四元素のおはなし

2016-05-06 18:54:33 | 色のおはなし

カラーセラピスト養成講座の受講生Aさんから楽しいメールが届きました。

 先生!
 四元素見つけました‼(*≧∀≦*)



ホントだ!!


四元素とは
世の中に存在するすべてのものは、4つの要素から構成されている
というギリシャ・ローマ時代から伝わるヨーロッパの考え方です。

その4つとは【火・水・風・土】。
風のことを空気・天といったり、土のことを地といったり表現は様々ですが
これら4つの元素に生命(心・魂)という神から授かったものを足すことで
人間ができるという考え方がありました。


星占いがお好きな方であれば
 火の宮(おひつじ座・しし座・いて座)
 地の宮(おうし座・おとめ座・やぎ座)
 風の宮(ふたご座・てんびん座・みずがめ座)
 水の宮(かに座・さそり座・魚座)
という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

そもそもこれも、四元素説から来ています。


私の開講しているカラーセラピスト養成講座では、歴史を学ぶ上で
こういったヨーロッパの思想も背景として学んでいきます。

その中で、四元素に対応した色と
それらが持つキーワード(深層心理や思考・行動・性格などとの関係性)
なども見ていきます。

四元素と色との対応は、
背景にある考え方によって若干変わってきます。

具体的にいうと

 火→赤(これは説明しなくてもわかりやすい)
 水→青(これも納得かしら?)
 風→黄(空気は軽いから、もっとも軽い印象の有彩色)
 土→緑(大地の色)

という考え方もあれば

 火→赤(これは同じ)
 水→緑(海と空を比べると海の方が若干緑がかっている)
 風→青(上を見上げれば青空がある)
 土→黄(黄色を暗くすると土の色になる)

こんな考え方もあるのです。
それぞれカラーセラピーのシステムによって、
採用している考え方が異なります。


ここでおもしろいなぁと思うのが
「火=赤」だけはゆるがない
ということです。

まぁわかる気がするけれど。
色彩について学んだ経験がなくても

 火=赤=情熱!

というのはとてもイメージしやすいものなのでしょうね。


そしてお気づきですか?
この四色、前の記事にも出てきた【心理四原色】です。


やっぱり人間にとって、この4色は特別なのね。


この四元素から派生した考え方は、その後
 ガレンの唱えた四気質や
 主観的な色彩について研究したヨハネス・イッテン
 キャロル・ジャクソンがドレープを作成したパーソナルカラー
 また心理学者・ユングのタイプ論や
 シュタイナー教育
などにも影響を及ぼします。

様々なものの発展の根底にあるものを見ていくのもまた、おもしろいものですね。


2 コメント

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感激です! (あい)
2016-05-07 17:14:52
先生!こんにちは!

カラーセラピスト養成講座で
大変お世話になりました(*≧∀≦*)

送った写真が素敵なブログになり感激です!

見つけたときに
これは先生に伝えたいU+203Cと思いすぐ送りました(^〇^)

まだまだこれからもお世話になりますので
よろしくお願い致します\(^_^)/

ミュージカルも楽しみにしています♪

あいより
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あいさんU+2661 (ひろ)
2016-05-07 19:52:06
こちらこそ、楽しいメールをありがとうございました♪

新しいことを学んで今までと違った視点を身につけると、世界の見え方が変わってきますよね(*^^*)
アンテナを張っていればいろんなものご入ってくるU+2661

こちらこそ、今後ともお会いできる日々を楽しみにしています(^▽^)/
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